投稿日:2006-12-06 Wed
星新一「歓迎ぜめ」(「ちぐはぐな部品」角川文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です)長い宇宙旅行の末、ようやく調査対象の星が見えた。慎重に慎重を重ね、町らしきところの近くに着陸。住民に会いに行こうと、偵察係が熱線銃を片手に先陣をきるが、思わず威嚇のために住民に向けて、発射してしまう。驚いたような顔をした住民たちだったが、調査隊の前に食べ物が出し、ご機嫌を伺っている様子。宇宙食に飽き飽きしていた隊員には、滅法おいしい食べ物で、友好的に事を運ぼうと、どんどん武装を解いていくと、また住民から食べ物が出されたのだった…。
[ひとくちメモ]
例えば、「こち亀」の両さんの前にお金を一定間隔で置いていくと…。
投稿日:2006-11-16 Thu
星新一「陰謀」(「ちぐはぐな部品」角川文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) ある動物園にゾウが飼われていた。見物人が投げるエサを目当てにハトの一群が住み着いた。食うに困らなくなったハトたちは、暇を持て余してしまい、ゾウに対していわれもない怒りを覚える。そして、ゾウを陥れようと陰謀を企むのだが…
[ひとくちメモ]
このショートショートの中身より、加納シュガーが語った言葉「ガンジーのセツナセレブ主義」。こちらの方が気になります。
セツナセレブ主義: ある瞬間だけセレブ的振る舞いをすること。また、常にそのことを考えている人のこと。そのあまりの短さ故、周りの誰も気づいてくれないのが難点。
投稿日:2006-11-15 Wed
星新一「万能スパイ用品」(「ちぐはぐな部品」角川文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) 秘密情報部員エヌ氏は、任務は敵国に潜入し、ミサイル関係の情報を集める任務が言い渡された。上司から秘密研究所で開発されたカメラを与えられ、説明を受ける。話を聞くと、ただのカメラではなく無線機、聴音機、望遠鏡に顕微鏡、果ては爆弾までになるという様々な機能を備えたカメラだった。これさえあれば、一人で潜入しても十人前の働きができると意気込んだエヌ氏だったが…。
[ひとくちメモ]
例えば、私は「テレビデオ」を買いたくない。何故ならビデオが壊れた時、修理に出すとテレビまで観れなくなるから。逆もまた同じ。
例えば、ケータイ電話に機能を詰め込みすぎて、それ一台で事足りてしまう事態。何かの機能が故障した場合のことを考えたら…
などのオチを予想したのですが…。
投稿日:2006-11-13 Mon
星新一「いじわるな星」(「ちぐはぐな部品」角川文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) ジフ星という美しい星を発見した地球人。住んでいる人間もおらず、植民地化するには最適な星だった。第1次基地建設隊が派遣された。ゴミゴミした地球で暮らしていた隊員たちはその素晴らしい景色に感動する。任務を遂行するため働き始めたところ、どこからともなくいい匂いが漂い、目の前においしそうな料理が現れた。しかし、食べようとすると幻となり消えてしまう。あきらめ再び動き出すと、また出現する。その繰り返しにノイローゼになってしまった隊員たちは一度地球へ戻り対策を立て直すのだったが…。
[ひとくちメモ]
例えば、無人島にひとつだけ持って行くとしたら? と訊ねられた時に、「大型ショッピングセンター」的解答のオチ。と予想したのですが…。
投稿日:2006-10-29 Sun
星新一「商品」(「マイ国家」新潮文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です)星から星へと忙しく飛び回るセールスマンのケイ氏。地球より科学レベルが少しだけ高い星へと辿り着く。段違いにレベルの低い星に売り込むのも困難なのだが、少し高いというのも売る商品がなくて実は困る。どうしようかと迷っている中、外でサイレンが鳴り響いた。住民は大騒ぎし、複雑な装置をつけた車が何台も出動していた。「大変なもの」が来ると知らされたケイ氏は、身構えつつ成り行きを見守る。しかし、捕らえられたのは一匹の「ハエ」だった…。
[ひとくちメモ]
ホント、何が商品になるかわかりません。無価値と思われるものでも…
投稿日:2006-07-29 Sat
星新一「あすは休日」(「盗賊会社」講談社文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) 2027年。科学技術が発展し、身の回りのことはほとんど装置がやってくれるようになった。エヌ氏の家にも朝起きてから出社するまでの準備は機械まかせ。そして、ベルト道路にのり会社へ向かう。会社へ着くと課長からどっさり書類を渡された。処理するのは大変だが、仕事だからしょうがない。部長に注意されたり、重役に呼び出されたり、さんざんな1日もようやく終わり退社し、ベッドに横たわった…。
[ひとくちメモ]
明日が休みだと思うと、やる気も出ます。しかし…。楽しいことばかりではツマラナイ!
投稿日:2006-07-16 Sun
星新一「殺され屋」(「盗賊会社」講談社文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) 「やい、このマヌケやろう!」オレはみんながいる前でエヌ氏の悪口を言った。悪口は次から次へと出てくるもんだ。エヌ氏は顔を赤くしながら「殺してやる」と叫んでどこかへ行ってしまった。しかし、オレは殺れるもの殺ってみろと一歩も引かない。周りにいた人は心配し、身をしばらく隠した方がいいと忠告してくれたのだが、オレの平然さに腹を立て心配するのを止めてしまった。2、3日後、ついに怒りの収まらないエヌ氏はオレの自宅へ乗り込んできた。しかしオレはその日ケイ氏に留守番を頼んで外出中だった…。
[ひとくちメモ]
被害者は誰?
投稿日:2006-07-16 Sun
星新一「盗賊会社」(「盗賊会社」講談社文庫収録)
[あらすじ](内容と画像は無関係です) 私は盗賊会社の社員。その名の通り泥棒そのものが仕事だ。平凡な日常に嫌気がさしている人なら憧れられるかもしれない…。しかし泥棒と言っても身なりはキチンとしているし、生活も規則的。とにかく善良な市民に見えることが重要なのだ。社員は多く、綿密に立てられた計画に基づいて実行される。しかし、銀行や宝石商を襲うという派手なことを社長は嫌がり、いつもお金持ちの財布をくすねるといった地味な犯罪に落ち着く。社員それぞれ役割を決め、30人くらいで目的の人物に近づいていくのだ。まさかスリに30人も関わっているとは誰も思わない。なので成功率は100%。そして、月末に給料が支払われるといった具合だ。でも…。
[ひとくちメモ]
華やかにみえる芸能界もおそらく…?
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