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加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

今まで「Re-クレタとマルタ」で取り上げた作品はコチラから♪
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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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大日本人だよ!/映画「大日本人」

クレタ: 観に行ってきたわよ。「大日本人」を。
マルタ: 髪の長い松本、デブの子ども、神主みたいなオッサンに気合を入れられて「入りました」という松本、ビルがポッキリ折れるCGに、大日本人に関しての街頭インタビュー。と、予告編の映像情報としては、これだけだからね。予想は全然つかないな。
クレタ: 私もね、ヒーローもんだとは前もって聞いてたんだ。でも、おいしい映像? というか、金のかかった映像は映画館まで足を運ばないと観れない仕掛けになってるわ。
マルタ: 制作費10億円って言ってたよね?
クレタ: どこにそんなかかってんねん! って思うけど、たぶんアソコね。
マルタ: どこよ?
クレタ: それは言えないわ。ヒントとしては怪獣的なものが出現するのよ。いや、彼にとったら怪しくないみたいだし、「獣」と私も表現しておくわ。
マルタ: 何のこっちゃ? まぁ、ヒーローものだから、怪獣が出てきてしかるべきだね。
クレタ: そう。ヒーローものは「獣」よね。
マルタ: こだわりますね。


クレタ: 簡単に言うと、ヒーローの日常を描いたドキュメンタリー形式なの。これは「ごっつ」以来、松っちゃんが得意としている手法だし、基本設定はしっかりしてます。
マルタ: あー、ミラクルエースとか、ゴレンジャイとかね。
クレタ: ミラクルエースはただの変なオッサンでしょ? 彼は防衛庁から委託を受けた由緒正しきヒーローなんですよ。
マルタ: 彼?
クレタ: あー、ごめんごめん。大佐藤さんのこと。確か表札に「まさる」って書いてあったから、「大佐藤大」って書くんじゃないかな? どうでもいいけど…。この大佐藤さんが「大日本人」なわけです。その人の密着ドキュメンタリーみたいな感じの映画です。
マルタ: 情熱大陸的な?
クレタ: 全然、違うわよ! だって、インタビュアーは基本的に「大日本人」のことバカにしてるし。まぁ、ヒーローとはセツナイもんなんです。
マルタ: うーん、全然つかめないなぁ。自分で観た方が早いね。
クレタ: そうかも? とにかく語り難い映画であることは確か。で、結局どんな映画やねん? と聞かれたら、映画というよりも…って感じ。松っちゃん曰く「誰も観た事がない映画になった」の弁は間違ってなかったわ。
マルタ: 会場はウケてた?
クレタ: 全然。私は儀式のシーンの立会人のオッサンのインタビューシーンがツボに入ってここら辺りから、笑いが加速していくのかと思ったけど、他の人が笑わないからどうしても我慢笑いになってしまうのね。たぶん家で見てたら、大笑いしてるところだけど、笑いが少ないと何か我慢しちゃうんだよね。
マルタ: 背中に汗かいたでしょ?
クレタ: もうベタベタ。ひとつ言いたいのは、松っちゃんが死んで、誰もダウンタウン松本の存在を知らなくなって、レンタル屋でドキュメンタリーのジャンルにこの映画が置かれていることを願うわ。
マルタ: あっ! それダウンタウンDXで、バカ殿が時代劇のコーナーに置かれてて、ウケたみたいなこと、松本が言ってたね(笑)。
クレタ: そう、笑いとは意外性なのです。構えた姿勢ではいけません。



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[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 21:12:48 | Trackback(0) | Comments(2)
気持ちはつたわる/映画「リンダ リンダ リンダ」

クレタ: 手を骨折してた女の子、どこかで見たことあるぞと思いつつ、観てたんだけど、文化祭のステージで歌った(「尼崎ボート」のCM曲)瞬間、「あっ!」って気づいた。公式HPで確認したらビンゴ。
マルタ: 湯川潮音だね。
クレタ: ベースの娘のリズムの取り方が様になってると思ったら、ミュージシャンらしいし。
マルタ: あの娘の演技、いい感じだったね。感情の起伏が乏しくていいんだ。
クレタ: というわけで、ホンモノのミュージシャンもチラホラ出演している「リンダ リンダ リンダ」です。
マルタ: お気に入りの青春ムービーですか?


B000CDW8AAリンダ リンダ リンダ
監督/山下敦弘 主演/ペ・ドゥナ、香椎由宇、前田亜季、関根史織
2006-02-22

by G-Tools

クレタ: 文化祭の準備をしていた韓国からの留学生ソンさんは、何故か浮かない顔。テーマが「日韓交流」的な展示なんだけど、先生が何から何まで準備してくれるもんだから、することが特にないのね。
マルタ: 韓国文化、歴史の説明展示では何かが足りないと。「本当の交流ってこんなの?」みたいな想いがありありと伝わってきました。
クレタ: そうなの。で、楽しくねーなと不貞腐れながら、荷物を運んでいると、遠くから声を掛けられます。「ソンさーん、バンドのボーカルしない?」って。「はーい」って気軽に応えるんだけど、よくわかってない(笑)。詳しく話を聞いてみたら、無理無理とあきらめモード。
マルタ: だが、ブルーハーツの「リンダリンダ」を聴いた瞬間、涙が溢れ、やろうと思い立つ。ここから、文化祭で演奏するために4人の少女の短いバンドトレーニングが始まるわけだ。練習時間はたった3日間。当然、ソンさんは日本語が覚束ないので、下手っぴ。別に猛練習してる雰囲気はなかったけど、本番はうまかったね。
クレタ: 前日は寝過ごしてしまうほど、やり込んでいたからね。印象深いのは、やっぱ告白のシーンかな。ソンさんに想いを伝える男の子は必死で覚えてきたのだろう韓国語で告白するんだけど、ソンさんは日本語で切り返す。それでも最後まで韓国語で押し通そうとする男の子とのかみ合わなさが、バンドに誘った女の子達とは決定的に違うんだ。
マルタ: 別れ際に韓国語で一言言い残したら、「えっ? 何って言ったの? OK?」みたい一方的な反応してしまうし。
クレタ: ソンさんが本当の想いを伝えるときは、いつも韓国語だけど、わかる人には伝わるんだよ。恵には、しっかり伝わってたもん。最初の質問に答えると、お気に入りです(笑)。



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 21:45:05 | Trackback(0) | Comments(0)
死んだ後にやり直したい1つのこと/映画「この胸いっぱいの愛を」

クレタ: 和美姉ちゃん役のミムラの雰囲気が全然違って驚いた。小説読んでイメージしてた和美とはかけ離れてたということじゃなくて、私のミムラは「ビギナー」の司法修習生のミムラなもんで。
マルタ: 回りくどいけど、言いたいことはわかる。
クレタ: 大物がチョイ役で出演してたのも興味深いね。倍償千恵子、中村勘三郎、古手川祐子に…重要な役どころだけど愛川欽也とか。
マルタ: 中村勘三郎の役なんかオイシイですよね。あれなら僕も演りたい。
クレタ: 小説版は少し前に読み終えてます。で、今回は映画の「この胸いっぱいの愛を」です。
マルタ: ひとつ断っておくと、小説版の肝となっているレッド・ツェッペリンとクロノス・ジョウンターは全く登場せずでした。後、お気に入りエピソードの夫婦も。


B000EGCWCEこの胸いっぱいの愛を
監督/塩田明彦 主演/伊藤英明、ミムラ
2006-04-21

by G-Tools

クレタ: 例えば私が死んだら、こういう終わり方をしたいな。思い残した出来事があるのか? と問われると思いつかないけど。
マルタ: 無意識的にあるんじゃない? 勝手に思い残した時に飛ばされてしまうから、そこで気づけばいい。
クレタ: なるほどね、私は一体何をやり直したいのかしら? うーん、死ぬのが楽しみになってきたわ(笑)。
マルタ: オイッ!



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 22:30:09 | Trackback(0) | Comments(0)
あっ、えっ、うっ…あっ/映画「恋は五・七・五!」

クレタ: 事情があって、地味なクラブに入ることになって、一人やたらやる気がある奴がいるんだけど、基本的にはみんなやる気なくて、仕方なくやってるうちに、おもしろさに気づいて…みたいな青春映画は好きです。
マルタ: 最近観た中では「ロボコン」がそれにあたるね。ちょっと補足しておくと、主人公たちを過剰に敵視する強豪校がいるというのも入れておきたい。
クレタ: うん。一度は圧倒的差を見せつけられて落ち込むんだ。で、最後にはそいつらを打ち負かして…。
マルタ: というわけで、イマドキ青春ムービーのフォーマットがガッチリ固まっている「恋は五・七・五!」です。


[あらすじ]
高山治子はクラスになかなかなじめない、いや、なじまない帰国子女。ひょんなことから半ば強制的に俳句部へ。同じように集まってきたのは、外見重視のチアガールをクビになったマコ、万年野球部補欠のまま甲子園の夢破れた山岸、治子に憧れる不思議ウクレレ少女Pちゃんに寡黙な写真部員ツッチーこと土山。
てんでバラバラな5人は気弱な顧問教師のマスオちゃんとともに俳句甲子園を目指すことになるが、全くのズブの素人の集まり。前途多難で出発した彼らの行方は果たしてどうなる?


マルタ: 俳句とは詠む者が一瞬の情景を切り取り、心情を綴る。句を聞く者は「謎と期待感」を覚え、解題において「謎解き体感」をすることができるそうです。謎をかけ、想像させる、遊びかな。
クレタ: なるほどね、でもそれだけじゃ、ないけどね。まぁ、治子の学校は大喜利でいうところの、フリップを出したときはイマイチ受けなかったけど、後づけでどんどん足していって笑かす手法だよね。
マルタ: 句を発表した後の自分語りが審査員の評価を上げてたね。相手は本格的な俳句で挑んでいるので、なおさら差が見える。とりあえず、背伸びをしない等身大の自分らしさを句に込めた勝利! とでもしておきましょう。でも、物語全体では、今ひとつ盛り上がりにかけるような気もするけど…。一味足りないんだよね。調味料を一つ入れ忘れた感じ。ところで、なんか気に入った俳句あった?
クレタ: 私はツッチーが詠んだ「ひらがなの ノオトよ風の 夏帽子」かな? ノオトが「ノート」と「の音」のダブルミーニングになっている一点においてね。こういうテクニックは好きなんだ。じゃあ、最後にこの映画で一句どうぞ。
マルタ: 楽しんで、恋と青春、17字…お粗末。



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 20:20:31 | Trackback(0) | Comments(2)
L&L/映画「デスノート 前編」

クレタ: 話題の映画「デスノート 前編」観てきたよ。
マルタ: 死神リュークは実は布袋さんが演っているというウワサの映画ですね。
クレタ: そんなウワサはない!
マルタ: 冗談はさておき、どうでしたか?
クレタ: 前にも言ったけど、映画館で2時間以上の作品を観るのはツライ。家ではゆったりとしたソファで観ているからなおさらね。90分くらいでまとめてくれるとホント助かるんだけどな…身体的にも。
マルタ: 確かに映画館は同じ姿勢を維持しなければならないから腰が痛くなるね。
クレタ: 内容はね、マンガで第1巻を読んだじゃない?その部分が約半分あったから、実物のエル登場まではおさらい感覚で観れました。でも、あまり実写向きじゃないかも。いささか映像がチープです。
マルタ: アニメ化した方がベターなの?
クレタ: 個人的にはその方が観やすかったと思うわ。とにかく登場人物に物申したい。とりあえず警察庁長官のあのマフラーはいらないです。ライトはまあイメージ通りだけど、エルがね…。それがさ、エルの顔が白っぽくて目の縁が黒いんだ。まるで呪怨なのよ。
マルタ: ホラーチック?怖いの?
クレタ: 怖いというよりキモチワルイ。甘いものばかり食べるし、超潔癖症なの。ケータイ電話を人差し指と親指でつまむようにして持つんだよ。
マルタ: へぇー…。頭が良さそうに思えないな…。
クレタ: とにかく前編はライトの圧勝ですね。デスノートの特性をよく理解し、奇抜な発想でうまく立ち回ってましたから。ひとつ注文をつけるとすれば字がヘタなことくらい。次回への予告として最後の最後でライトとエルがあいまみえるんだけど、ここでエルの(オレはわかっているぞ的)反撃がありました。
マルタ: 出会っては行けない二人が出会ったわけか。ライト(Light)とエル(L)のラスト(Last)はいかに!?後編に期待しましょう!
クレタ: 3Lですから期待度は大きめです。
マルタ: そういう問題?
クレタ: 本当はね、もう一人謎の少女が出てくるんだ。でもどう絡んでくるのかわからないので無視します。


デスノート 前編

[メモ]
クレタ: 夜神家のほのぼのとした夕食のシーンでの父親と妹のライトの誉め合いに図らずも笑いが込み上げて来て、劇場内で一人爆笑に耐えてました。深呼吸して何とか気持ちを落ち着けたけど、汗が出てきて困った困った。それ以降、鹿賀丈史の顔を見るたびに吹き出しそうになったもん。これから観る予定の人はそのシーンには注意したほうがいいわね。

最後に名前を書かれたのは誰?/「DEATH NOTE~the Last Name~」

[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 02:18:51 | Trackback(0) | Comments(0)
また、会いにゆきます/映画「いま、会いにゆきます」

マルタ: 「アイ・アム・サム」的なしっかり者の息子とダメな父親の物語かと思いきや、死んだはずの母親が雨の季節に戻ってくる6週間の奇跡を描いた心温まるストーリーでしたね。
クレタ: そろそろ日本も雨の季節かしら?
マルタ: 奇跡が起こるかもしれないね…きっと今もどこかで…。


B00061Q6VKいま、会いにゆきます
監督/土井裕泰 主演/竹内結子、中村獅童
2005-06-24

by G-Tools

[あらすじ]
雨の季節になったら、ママは必ず戻ってくる。小学一年生のユウジは、一年前に病気で死んだ母・ミオが残した言葉を固く信じていた。父のタクミも、有り得ないことだとわかっていながら、つい空模様が気になってしまう。そして、梅雨に入ると、本当にミオが姿を現す。ただし、彼女は一切の記憶を失っていた。家族のことはおろか、自分が死んでしまったという事実も。その日から3人の新しい生活が始まる。ミオに請われるまま、タクミは高校時代に遡る2人の出会いを語ってきかせるのだった…。 (goo映画より)


マルタ: アーカイヴ星の絵本、ほどけた靴紐、ボールペン、日記帳など伏線が色々ばら撒かれていて、最後に散乱していた伏線が見事回収される。こちら側だけから見ていた風景があちら側からみた風景を加味することでまた違った物語が見えてくる。気持ちのいい映画でしたね。
クレタ: 親戚の心ない言葉によって、自分のせいでママを殺しちゃったと思っているユウジに対して、「そんなことない、ほんのこれっちぽっちもない」とミオが返すシーンでヤラレたわ(泣)。
マルタ: 後の展開も考えると、重たい一言ですね。タクミの主治医の言葉なんだけど、運命の人とは「出会ったら必ず惹かれあってしまう。何度でも何度でも…」だそうです。60億人もいる中からたった一人、出会えることは幸せでしょうね。
クレタ: 気になるのはどうしてミオがタクミの顔を忘れていたのか?どうみても大学時代のタクミと29歳のタクミの顔は同じなんだけど…。
マルタ: そういう問題じゃないと思うよ。記憶を失くしていても運命の人と出会えば、恋に落ちるのか?がテーマですから。
クレタ: いや、それも違うような…。



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 21:36:23 | Trackback(0) | Comments(2)
親のリトマス試験紙/映画「レイクサイド・マーダーケース」
B000FI9P2Qレイクサイド・マーダーケース
監督/青山真治 主演/役所光司
2006-07-19

by G-Tools

[あらすじ]
名門中学への受験を控え、子供の勉強合宿に湖畔の別荘に集った3組の家族と塾講師。並木俊介は受験に疑問を抱きつつも、別居中の妻・美菜子と娘の舞華のために仲のよい夫婦を演じていた。その晩、何の前触れもなく俊介の愛人・英里子が別荘を訪れる。俊介は英里子と外で落ち合う約束をするが、英里子は現れない。別荘に引き返すと、そこには英里子の死体が横たわっていた。「私が殺したの…」美菜子の言葉に愕然とする俊介をよそに、事態はさらに混迷を深めていく。事件の受験への影響を恐れた親たちが死体を湖に沈めようと提案したのだ。(goo映画より)


クレタ: 鶴見と杉田の金八コンビにちょっぴりウケました。あの時生まれた子供が必死で中学受験をしてると思うと、金八の教えはどないなったん!とガッカリしましたよ(笑)。
マルタ: しかも受験に悪影響を及ぼすからという理由で殺人をなかったことにしようとしているに至っては、目も当てられないですね。そんなことはどうでもよくて、惹きつけるところはミナコは本当に殺人を犯したのか?少しずつ並木はミナコ犯人説に不自然さを覚え始めますね。
クレタ: 映画内では私も説得させられたけど、たかが受験のために死体遺棄の片棒を担ぐなんて考えられない。子供の受験と自分の人生どっちが大切なのよ。冷静に考えれば、自分の人生だもん。
マルタ: しかし、この理由だったらどうだ!と結末が示されます。
クレタ: うーん、この理由だと難しいですね。確かに悩みます。でも、私なら…。いや、私でも…。やっぱり、私なら…。
マルタ: 並木が出した答えは映画を観て確認していただきましょう。
クレタ: 「役所広司は突然キレる」という映画セオリーがあります。だから、私の中では油断のならない役者なんですよね。今回の映画でも死体を包むためのテーブルクロスを取るときに見受けられました。
マルタ: 役所広司がキレると、周りは黙りこんで、成り行きを見守るしかない。そのくらいパワーがありますね。


[メモ]
並木が眩しがるシーンが2箇所あります。必要以上に眩しがっていましたが何故?



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 00:29:20 | Trackback(0) | Comments(2)
ワレイチビットッタラホンマイテマウゾコラ/映画「下妻物語」

マルタ: とかく性格や行動パターンが全く違う人間との間に友情は結ばれやすいわけでありまして…。
クレタ: ジャスコ(※1)に絶対の信頼を置く町「下妻」に住む(「イオンを広告する人」の旦那さんが全開で参加!)、モモコとイチゴのちょっと変わった友情物語です。最初にモモコが伝説のヒミコの子供(ウソ!)という貴種流離譚(?)を織り込みながらのタンカをきるシーンにビビったことだけ言っておきます。深キョンあんな声出せたのね…。
マルタ: 強烈でしたもんね。僕もゾクッときた。でもあの話「ダ・ヴィンチ・コード」の聖杯を巡る物語みたいだね(笑)。


B0001M3XHO下妻物語
監督/中島哲也 主演/深田恭子、土屋アンナ
2004-11-26

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[あらすじ]
レースのパラソルにボンネット、田んぼのど真ん中というロケーションを無視して歩く女子ひとり。彼女の名前は竜ケ崎モモコ。生き甲斐はひらひらフリフリのロリータなお洋服を着ること。だから、茨城県は下妻から、片道3時間かけて聖地・代官山のショップに通うことも厭わない。でも、お買い物には先立つものが必要だ。そこで目をつけたのが、父親のかつての商売の遺物、自宅に眠るブランド品のバッタ物。これを売りさばこうと目論むモモコの前に表れたのは、ばりばりヤンキーのイチゴだった…。(goo映画より)


クレタ: ハチャメチャなんだけど、おもしろい!笑い転げ、ほんのちょっぴりホロリとさせられる。胸にズキュンとくるいいセリフもあるし、私にとって最高の映画です。
マルタ: 絶賛じゃないですか(驚)。
クレタ: 私の好きなセリフをピックアップしましょう。「人に貸すものは自分にとってどうでもいいもの。だから返さなくていい」「(キャベツをイチゴに渡して)今日からコレがあなたのダチです」「尾崎だ!負ける気がしねえ」「なめられてたまっかよ」「なんかバカバカしいことをしたい気分なの」などいろいろありますが、なんといっても初めて恋をしたイチゴが初めて恋に破れた時のシーンでモモコから繰り出されるセリフ。「女は人前で泣いてはいけない」というアケミさんの教え(※2)を守ろうと泣くのをこらえるイチゴにモモコがかけた言葉に、こっちまでもらい泣きしそうになりました。
マルタ: 「今ここには誰もいないよ」でしたか?誰かに頼らなくては生きていけないなら、ミジンコにでもなった方がマシとまで言い切るモモコならではのセリフですよね。
クレタ: いやあ友情ってホントいいもんですね。


[メモ]
(※1)ベル○ーチやユニ○ーサルよりジャスコさんからクレーム来そうですが、そういった話は聞かないので寛大な会社なんだなと思いました。
(※2)誰もいない空き地っぽいところで、泣きながら歩いていたイチゴがポニーテイル(もちろん漢字)のアケミさんと出会い、注意を受ける。アケミさんが言うには誰だって背負っているものがあり、ツライ。だから泣くことは恥ずかしいことではない。でも、女は人前で泣いてはいけない。泣くときは誰もいないとこで泣きな。と教えるのだが…。イチゴは誰もいないところで泣いていたんですけど…カッコイイのですが、不条理なアケミさんです。


[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 23:12:28 | Trackback(0) | Comments(5)
もう何も恐れないよ/映画「青い車」
B00095L686青い車
監督/奥原浩志 主演/ARATA、宮崎あおい
2005-06-24

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クレタ: 原作のあらすじは、姉の明美の彼氏リチオと隠れて会っていた妹このみが、リチオとの関係を姉に告白した次の日、交通事故で亡くなってしまう。責任を感じたこのみは花束を投げにリチオと海を目指す…。というホントに短い短編マンガですが…。
マルタ: とにかくその短編の映像化したい!という欲望が監督にあったんじゃないかな?ラスト何分かは原作そのままだし。観ようと思う人は絶対あのシーンを観たいわけだからね。1時間30分のうち、1時間20分は長ーいフリと考えていいでしょう。「稲村ジェーン」「真夏の果実」の壮大なプロモーションビデオだったのと同じ。
クレタ: 映画版はリチオに焦点が当てられてます。目の部分が事故で不気味に変形しているのでサングラスで常に隠し、あまり感情を表に出さない。口癖は「何が?」でした。もうこの「何が?」というのが気になる気になる。相手に遠回しな表現をさせないよね。ハッキリ言えよと。
マルタ: リチオがどういう人なのかイマイチ理解できなかったけど、死にたいけど死ねない人なのかな?嫌なことがあると、(このみと関係を持った直後)リストカットをしたり、(明美が事故死した直後)車で事故ろうとする。でも死ねない。リチオが何度も見る夢で木の上に吊るされた死体を見て、このみたち(あるいは少年時代の友達)が笑っている。近寄ってみると自分の死体だったというのがあります。常に死を意識し、嫌なことがあるとすぐ死に結びつく人間です。
クレタ: 車で事故死しようとした直後、まだ大怪我を負ってない少年リチオが登場し、リチオが「あれから何があったのか話すよ」と言います。そこで気持ちが変化したのかもしれないわ。このみに「心配するな俺が何とかする」とまで明言してるし。ハッピーエンドは2年後あたりの映画でしょう。
マルタ: そう、まさに♪今変わってゆくよ~です。このみは最初にサングラスをかけない方がいいと言った人だからね。言われた直後は動揺を隠せなかったけど、彼女になら自分をさらけ出されるのかもしれないと考えても不思議ではない。
クレタ: 後は海に投げることができなかった花束の行方が薄っすら気になるところ。どうして投げなかったんだろ?

[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 21:58:51 | Trackback(0) | Comments(2)
脱・吉野刈り宣言/映画「バーバー吉野」
B0002ZEV5Sバーバー吉野
監督/荻上直子 主演/もたいまさこ
2004-10-22

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[あらすじ]
昔からの伝統で、小学生の男の子は全員「吉野刈り」と呼ばれる髪型にされてしまう町があった。「吉野刈り」は前髪をキッチリと揃えられたダサダサスタイルで、町で唯一の理容室「バーバー吉野」のおばちゃんが全ての男の子の髪を切り、吉野刈りの伝統を重んじるおばちゃんは男の子達のヘアスタイルを常にチェックしている。ある日彼女の息子ケイタのクラスに東京からサカガミくんが転校してきた。彼のヘアスタイルは当然吉野刈りではなく、かっこがよい。彼は髪型は自由であるべきだという考え方の持ち主で、髪型を吉野刈りにするのを断固拒否する。「決まってるからしょうがない」と半ば諦めていたケイタ、カワチン、グッチ、ヤジ4人はサカガミくんに賛同を示し、自分たちもかっこいい髪型にしようと行動に移す。がしかし、ついにサカガミくんに吉野のおばちゃんの魔の手が忍び寄る…。


マルタ: 「ショコラ」的伝統を頑なに守る町に、異分子(サカガミくん)がやってきて、触発された周囲が駆動力となり、町を解放していくお話だね。
クレタ: その悪名高き(!?)吉野刈りだけど、わかりやすくいうと南海キャンディーズの山ちゃんの髪型です。メットスタイルって言うのかな?知らないけど…。おもしろいのがクラス全員同じ床屋…いや小学校全員が同じ床屋。「佐賀県」を遥かに上回る設定ですね。
マルタ: 田舎だと丸坊主的なものがあるけど、わざわざダサくしているのがこの町の不可思議なとこ。手間がかかる伝統です。
クレタ: なんか無駄なシーンというか、ケイタが好きな女の子の縦笛を吹こうとしたら先生に見つかるとか、のぼり棒ですべり降りるときチンコが気持ちいい発言をするヤジの場面とか。監督は女性ですよね?なんか取って付けたエピソードが時折入り込みます。それがちょっとね…。
マルタ: 「バカっぽい小学生の行動とは?」みたいな会議が開かれたとき、「オレこんなんやってた」的エピソードが出て、「それ、いただき!」的ノリで決まったんじゃないの?
クレタ: 森の中を歩いてたシーンで感じたんだけど、「スタンド・バイ・ミー」のキャスティングと似通ってない?
マルタ: それは思った。たぶん性格、体格の類型を抽出すると出てくるキャラなんだよ。メガネ、チビ、デブ、弱虫、頭がいい、喧嘩っ早い…などなど。「スタンド・バイ・ミー」は死体を捜す旅だったけど、あの意味のよくわからない逃避行は天狗の仮面に石を投げつけて終わってました。
クレタ: 今回は外堀ばかり埋める会話に終始してますけど…結局のところどうですか?
マルタ: 最後のミカミのおじちゃんの「伝統が伝説になっただけじゃ」という言葉が印象的かな?いつの時代も古いものは新しいものに駆逐されてしまう。それは忘れ去られてしまうんじゃなくて、伝説として語り継がれていくという愛情たっぷりのありがたい一言でした。



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 22:55:32 | Trackback(0) | Comments(2)
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