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加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

今まで「Re-クレタとマルタ」で取り上げた作品はコチラから♪
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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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4月のおさらい

クレタ: はい、それでは2006年4月に観て聴いて読んで話題にした作品の形式的おさらいです。映画5作品、ミステリ13作品、小説5作品、マンガ1作品がノミネートされてますね。
マルタ: 予定通りミステリを読んでいったわけだけど、短編ばかり。読みきったのは「8の殺人」「春期限定いちごタルト事件」だけです。ずーっと読書中の「私が見たと蝿は言う」は半分くらいのところで、立ち往生してしまってます。
クレタ: もう内容忘れてしまったわ。読むの読まないのどっち?
マルタ: 来月こそ読むよ。
クレタ: 今月は今まで全く知らなかった作家さんの作品を読みましたね。
マルタ: 朱川湊人エドモンド・ハミルトンなど、ラッキーな出会いが続いて実りある月が過ごせたよ。
クレタ: では、来月はどうしましょう?
マルタ: 目標は長編5本は行こう!もちろんミステリだよ。映画はゴールデンウィークに集中的に観ます。HDDにたまってるんだ。
クレタ: 出かける予定ナシなのね…。
マルタ: …。


星10個
該当作品なし


星9個
【映画】  「耳をすませば」 監督/近藤喜文
【小説】  「帰ってきた男」 著者/エドモンド・ハミルトン (短編)


星8個
【映画】  「ショコラ」 監督/ラッセ・ハルストレム
【ミステリ】「フクロウ男」 著者/朱川湊人 (短編)
【ミステリ】「昨日公園」 著者/朱川湊人 (短編)


星7個
【小説】  「向こうはどんなところだい?」 著者/エドモンド・ハミルトン (短編)


星6個
【ミステリ】「読心術合戦」 著者/エドガー・ウォーレス (短編)
【ミステリ】「春期限定いちごタルト事件」 著者/米澤穂信
【小説】  「フェッセンデンの宇宙」 著者/エドモンド・ハミルトン (短編)


星5個
【ミステリ】「8の殺人」 著者/我孫子武丸


星4個
【映画】  「雲のむこう、約束の場所」 監督/新海誠
【映画】  「タイムマシン」 監督/サイモン・ウェルズ


星3個
【ミステリ】「真珠のロープ」 著者/H・ド・ヴィア・スタクプール (短編)
【ミステリ】「取り替え子」 著者/シオドア・スタージョン (短編)
【マンガ】 「クロサギ」第1巻 著者/黒丸


星2個
【ミステリ】「ジクソーパズル」 著者/レナード・R・グリブル (短編)
【ミステリ】「鉄のパイナップル」 著者/イーデン・フィルポッツ (短編)
【ミステリ】「8:45列車内の死」 著者/フランク・キング (短編)
【映画】  「バーバー吉野」 監督/荻上直子
【小説】  「風の子供」 著者/エドモンド・ハミルトン (短編)


星1個
【ミステリ】「大強盗団」 著者/フィリップス・オッペンハイム (短編)
【ミステリ】「アズテカ族の髑髏」 著者/ギャヴィン・ホルト (短編)
【ミステリ】「ミドリザルとの情事」 著者/シオドア・スタージョン (短編)
【小説】  「追放者」 著者/エドモンド・ハミルトン (短編)



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[加納クレタ&マルタ]作品別★獲得表 | 15:41:16 | Trackback(0) | Comments(2)
オレくらいのやつはたくさんいるよ…っているのか!?/映画「耳をすませば」
B00005R5J9耳をすませば
監督/近藤喜文 声/本名陽子、高橋一生
2002-05-24

by G-Tools

[あらすじ]
読書が好きな月島雫は夏休みに20冊の本を読破しようといきごみ、学校の図書館、市立図書館と本を借りまくっていた。ある日雫は貸し出しカードの欄に「天沢聖司」という名前を発見する。その名前は雫が借りた本の全て先にあった。「ステキな人かしら?」と心膨らむ雫だったが、ユウコに会いに学校へ行ったとき「ヤな奴」と出会い、気分がムシャクシャしてしまう。次の日お父さんのお弁当を渡しに県立図書館へと向かった雫は、電車の中で丸々太った猫を見つけた。物語が始まりそうな気配にワクワクしながら、追跡を開始するが、見失ってしまう。しかし、たどり着いた場所に素敵なショップがあった。店の中にバロンと呼ばれるキレイな人形があり目を奪われていた雫だったが、お使いのことを思い出し、慌てて店を飛び出した。弁当をあの店に忘れたことに気づいた時、あの「ヤな奴」が自転車で「月島雫」と叫びながら近づいてきた…


マルタ: 導入部分はこんな感じでしょうか?二人の偶然(?)の出会いを中心にあらすじを書いてみました。後にわかるけど、これは偶然を装った彼の確信犯的犯行だとわかります。好きな女の子には不器用になってしまいますから。
クレタ: 私のジブリ作品ナンバーワンと言っても過言ではないわ。不思議ね…二人のことずっとせんから知ってたような気がするの(何かの引用なのかな?)。なんてね。
マルタ: 「天空の城ラピュタ」でも「風の谷のナウシカ」でもなく、この地味な作品なんすか!?
クレタ: そう!ラストシーンの「結婚してくれないか?」「私もそうなればいいと思ってた…」の強烈ラリーに赤面しつつも私は好きと言える。
マルタ: 理想的な出会いの設定ではあるよね。ファーストコンタクトは「ヤナ奴」として現れ、彼のハードルをグンと下げてから、バイオリン作りの夢を語って、グンと株が上がる。振れ幅が大きい分、雫にしたらヤラレタ感があるに違いない。そしてドラマチックポイントは図書カードの件でしょうね。直接は知り合ってないが間接的に知り合っていた、僕の用語で言うと…エーッと…いい言葉が思いつかない…。
クレタ: ダメじゃん!
マルタ: 好きなシーンは?
クレタ: 聖司がバイオリンを弾いて、雫が「カントリーロード」を歌っていると、おじいちゃんとその仲間たちが帰ってきて加わるとこ。急に入ってこられたら驚いて止めてしまうと思うんだけど、あの自然な入り方が流れを止めなかったのよね。音楽してる人は空気を読めるのかしら?後は雫が「うまく歌えてる?」という表情を聖司にした時、ウィンクで返す聖司もよかったよね。安心感いただきました。
マルタ: 確かにこのシーンは後の展開も加味していいシーンだね。


[メモ]
みやぽーさんのカフェと映画のにちようびに雫に想いを寄せる杉村に視点をあてたおもしろい記事がありますので、ご覧あれ。



[加納クレタ&マルタ]映画・アニメ | 21:23:33 | Trackback(0) | Comments(2)
脱・吉野刈り宣言/映画「バーバー吉野」
B0002ZEV5Sバーバー吉野
監督/荻上直子 主演/もたいまさこ
2004-10-22

by G-Tools


[あらすじ]
昔からの伝統で、小学生の男の子は全員「吉野刈り」と呼ばれる髪型にされてしまう町があった。「吉野刈り」は前髪をキッチリと揃えられたダサダサスタイルで、町で唯一の理容室「バーバー吉野」のおばちゃんが全ての男の子の髪を切り、吉野刈りの伝統を重んじるおばちゃんは男の子達のヘアスタイルを常にチェックしている。ある日彼女の息子ケイタのクラスに東京からサカガミくんが転校してきた。彼のヘアスタイルは当然吉野刈りではなく、かっこがよい。彼は髪型は自由であるべきだという考え方の持ち主で、髪型を吉野刈りにするのを断固拒否する。「決まってるからしょうがない」と半ば諦めていたケイタ、カワチン、グッチ、ヤジ4人はサカガミくんに賛同を示し、自分たちもかっこいい髪型にしようと行動に移す。がしかし、ついにサカガミくんに吉野のおばちゃんの魔の手が忍び寄る…。


マルタ: 「ショコラ」的伝統を頑なに守る町に、異分子(サカガミくん)がやってきて、触発された周囲が駆動力となり、町を解放していくお話だね。
クレタ: その悪名高き(!?)吉野刈りだけど、わかりやすくいうと南海キャンディーズの山ちゃんの髪型です。メットスタイルって言うのかな?知らないけど…。おもしろいのがクラス全員同じ床屋…いや小学校全員が同じ床屋。「佐賀県」を遥かに上回る設定ですね。
マルタ: 田舎だと丸坊主的なものがあるけど、わざわざダサくしているのがこの町の不可思議なとこ。手間がかかる伝統です。
クレタ: なんか無駄なシーンというか、ケイタが好きな女の子の縦笛を吹こうとしたら先生に見つかるとか、のぼり棒ですべり降りるときチンコが気持ちいい発言をするヤジの場面とか。監督は女性ですよね?なんか取って付けたエピソードが時折入り込みます。それがちょっとね…。
マルタ: 「バカっぽい小学生の行動とは?」みたいな会議が開かれたとき、「オレこんなんやってた」的エピソードが出て、「それ、いただき!」的ノリで決まったんじゃないの?
クレタ: 森の中を歩いてたシーンで感じたんだけど、「スタンド・バイ・ミー」のキャスティングと似通ってない?
マルタ: それは思った。たぶん性格、体格の類型を抽出すると出てくるキャラなんだよ。メガネ、チビ、デブ、弱虫、頭がいい、喧嘩っ早い…などなど。「スタンド・バイ・ミー」は死体を捜す旅だったけど、あの意味のよくわからない逃避行は天狗の仮面に石を投げつけて終わってました。
クレタ: 今回は外堀ばかり埋める会話に終始してますけど…結局のところどうですか?
マルタ: 最後のミカミのおじちゃんの「伝統が伝説になっただけじゃ」という言葉が印象的かな?いつの時代も古いものは新しいものに駆逐されてしまう。それは忘れ去られてしまうんじゃなくて、伝説として語り継がれていくという愛情たっぷりのありがたい一言でした。



[加納クレタ&マルタ]映画・国内 | 22:55:32 | Trackback(0) | Comments(2)
マチ、待ってろよ/朱川湊人「昨日公園」
都市伝説セピア 著/朱川湊人
「昨日公園」

4167712016[あらすじ]
さっきまで一緒に公園で一緒に遊んでいた友人マチが、家に帰る途中タクシーに轢かれ死んでしまう。友達が突然死んでしまったことに驚くビバは、悲しみにくれながら眠れない夜を過ごす。次の日の日曜日、マチの一番の親友だったビバにクラスメイトからひっきりなしに電話がかかってきて、それに対応するのがわずらわしくなり、知り合いに会わなくてすむ隣町の図書館まで逃げる。マチのお通夜の時間が迫ってきたのでトボトボと葬儀場へ向かったビバくんは、昨日マチと一緒に遊んでいた公園に辿りつく。そこへゴムボールが飛んできた。拾い上げたビバは驚いた。なぜなら、そのゴムボールは昨日マチとキャッチボールしていたボールだったから…公園へ入っていくとそこには死んだはずのマチが昨日と同じ姿でそこに存在していた。


クレタ: 「都市伝説セピア」2作目ですね。今回は「昨日公園」です。

マルタ: 僕たちは「過去は変えることができない」「タイムマシン」でお勉強済み。あの科学者はたった1度で過去は変えられないと理解したわけだけど、そこは小学4年生のビバくん、何度も何度もマチを助けようと一生懸命です。そこが健気でこの小説のいいところですね。
クレタ: マチを何とか助けようとするたびに被害が拡大していくんだよね。タクシーに轢かれたのが、ダンプに轢かれたことになる。次は家が火事になって妹も巻き添えに、最後は母親と1歳の弟も死んでしまうことに。ここでビバくんはマチに「ある提案」をします。ここは近年稀にみる名シーンですよ!
マルタ: 僕は少しうがった見方をしててね…大人になったビバが公園でマチのことを思い出した時にこんなセリフがあるんだ。「遠い昔、見殺しにした友だち」ってね。被害が大きくなってもしかして、ビバ自身にも及ぶんではなかろうかと。
クレタ: でも、あの公園がタイムスリップする鍵となる場所だから、ビバが死んでしまったら終わりでしょ?大人になったビバが冒頭で登場していることで感動は約束されてるわけよ。



[加納クレタ&マルタ]本・国内短編ミステリ | 23:38:26 | Trackback(1) | Comments(4)
心がカチリと鳴った瞬間/エドモンド・ハミルトン「追放者」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
「追放者」

4309621848[あらすじ]
飲み仲間のSF作家4人が集まっておしゃべりをしていた時、突然キャリックがポツリと話出します。ずっと架空の世界のことを考えていたら、心の中でカチリと音が鳴り、すると一日中空想してきた世界がいきなりどこかで物理的存在に変化したと確信したのだ、と。キャリックはそれが何度も起きるので不思議に思いはしたが、信じてはいなかった。キャリックは興味本位で自分が別の世界にいると空想してみるとどうなるだろうと考える。果たしてキャリックの運命はいかに!?


クレタ: たった9ページの物語ですからすぐ読めました。なんであっさり行きましょう。
マルタ: 「フクロウ男」が架空の存在を作り出し、意識的に実体化させる話としたら、今回は考え出した架空の存在が不意に実体化してしまう話ですね。「だからどうした!」と言われればそれまでなんだけど…。
クレタ: 「運命はいかに!?」とか書いてるけど、3ページ目でキャリックはどうなったかわかります。本当はラスト1行にちょっとしたオチがあります。
マルタ: 自分の存在が何なのか揺らいでしまうオチですね。以上!



[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 00:04:25 | Trackback(0) | Comments(0)
嘘に嘘を重ねる/朱川湊人「フクロウ男」
都市伝説セピア 著/朱川湊人
「フクロウ男」

4167712016[あらすじ]
こんな都市伝説がある。夜道を一人で歩いていると、ふと背後から誰かが近づいてくる気配がする。恐るおそる振り返ってみると、茶色いコートに身を包み、ミラーのサングラスをかけた男が立っているというもの。話はまだ続く。男は喉を震わせ「ほーうほーうほーう」と3回問いかける。言われた人はすぐ同じように鳴き声を返さなければならない。少しでも言い遅れたり、ためらっていると目玉を抉り取られてしまう。さらに悪いことはネズミの鳴き声を返してしまうこと。「チューチューチュー」とふざけて返そうものならすぐさま食い殺されてしまう。世間を恐怖に陥れるこの男の名前は「フクロウ男」と呼ばれる。彼は自分と同じように人間世界に紛れ込んだ仲間を探し、夜な夜な町を徘徊しているという。ちなみに好物はネズミだそうだ。

都市伝説のような幻想の存在になりたいと願う僕が、架空の存在のフクロウ男を作り上げ、それを実在の存在にするためフクロウ男として行動する。ある日小学生が夜ひとり神社の階段を上っているのを発見し、ついに殺人を犯してしまう。目撃者がいたこともあり、都市伝説だと軽く考えていた人々は突如現実の存在になったフクロウ男に恐怖する。僕は願望が達成され気を好くし、満足するはずだったが、人を殺した瞬間の快感が忘れられず、自分の身分を隠し、ある町で違う自分として暮らし、「フクロウ男」として次の殺人の機会を伺うのであった…


マルタ: この物語は嘘で彩られていますね。まずフクロウ男自体が主人公が作り上げた巧妙な嘘から出発してます。そして架空の人物設定し、ある町で主人公は暮らします。これもまた嘘の人生を生きるわけです。
クレタ: そうだね。その町で仲良くなった東大生の友人も、実は東大生じゃなかった。主人公のバイト先のS田さんは32歳と言っていたけど、ホントは38歳。嘘だらけですね。
マルタ: でもね、嘘の中に嘘が紛れ込んでなかなか見つけられない嘘というのもあるんだ。昔から言うでしょ?「木の葉は森の中に隠せ」ってね。



[加納クレタ&マルタ]本・国内短編ミステリ | 22:58:47 | Trackback(0) | Comments(3)
拾った名曲
ちょっと古い話題だけど、ちびまる子ちゃんの実写やってましたね。
ちらっと最後の方だけ観ただけなので全体がどうなのか知りませんが、まる子のクラスだけ昭和のニオイがプンプンする奇妙なドラマでした。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。

エンディンク曲の「アララの呪文」いい曲ですね。アニメの「ちびまる子」を久しく観てなかったから、私の記憶では♪リンリン ランラン ソーセージで止まってるわけです。(久しすぎ?)

サビの部分でまる子がクイ気味で入ってくるのがおもしろいです。


[加納ソルト]音楽 | 01:10:25 | Trackback(0) | Comments(0)
ぼくらの世界へ/エドモンド・ハミルトン「風の子供」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
「風の子供」

4309621848[あらすじ]
トルキスタンの最奥地にある高原、別名「風の高原」には豊かな金脈があるそうです。現在、ブレント一行はその風の高原に近づきつつあります。しかし、案内役を務める現地人は風の高原に怖れを抱いているので、「これ以上は行けない」と突然言い出しました。理由を聞いてみると、「風が聖地に近づくを人間を殺してしまう。風は…いきものだから」と言うのです。無知な連中だと鼻で笑い、信用しないブレントは現地人の忠告を無視し、風の高原へと歩を進めました。でも現地人の言ったとおり、信じられないほどの風が吹き、その強風がブレント一行を巻き込み仲間は全滅したのです。
辛くも生き延びたブレントが意識を取り戻すと、風が巻き上げた砂煙の中からひとりの少女が駆け寄ってくるのが見えた…。
その少女は幼い頃、高原の風のせいで両親を失くし、彼女だけが生き残った。少女をここまで大きくしてくれたのは「おかあさん風」と呼ばれる風で、おかあさん風が生活に必要なものを運んできてくれるのです。ありえない話に驚くブレントでしたが、風に触れられると心地よく安心に包まれます。この高原にはまさしく風が生きているのでした。大人の風も、子供の風、気性の荒い風もいれば、弱弱しい風もいるのです。しかし、本能では風がいきものだと感じるブレントでしたが、文明社会で育った理性でその感情を払拭し、少女と一緒に風の高原を脱出しようと試みるのでした…


クレタ: なんかね「もののけ姫」みたいな感じがしました。サンを育てたヤマイヌと山を守るシシガミ対人間とでもいいましょうか?少女を人間界に戻そうとするのがアシタカじゃないのが違うところ。
マルタ: 異生物に育てられる少女がテーマですよね。古今東西いろいろあります。こういったテーマの場合、人間界に溶け込んでいく過程を見せるわけだけど、一貫してブレントの戸惑い視点というのがおもしろい。この短編を読むと「ショコラ」の北風に取り憑かれる女と結婚した男の気持ちがよくわかりますね。
クレタ: 人間にとって風は不吉なものなのかな?

[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 23:47:09 | Trackback(0) | Comments(2)
美容整形のCMは何故キャッチーなメロディーが多いのか?
昨日からの続きです。

♪かわさき かわさき かわさきクリニック
エステティシャン的風貌の女性たちが横ノリで申し訳なさそうに歌っています。決して楽しそうではないのがGOOD。

♪おーぐに おぐにー おーぐに おぐにー
ハートマークに羽が生えて飛んでました。ぬるい曲。

♪あーさひ あさひー あーさひ あさひー
上のと一緒で新しいバージョンです。

♪となりのあの娘は大塚娘 あいつの彼女も大塚娘 ああなんて素敵な
バレてるっ!こっそりやったはずなのに…そんなことはどうでもいいほど名曲。

見た人なら誰でも覚えているだろうインパクトのある曲が美容整形のCMには採用されています。


[加納ソルト]音楽 | 00:12:34 | Trackback(0) | Comments(4)
僕が死んだら…/エドモンド・ハミルトン「帰ってきた男」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
「帰ってきた男」

4309621848クレタ: 「世にも奇妙な物語」だったかな?記憶は定かじゃないけど、ある男の子が片想いしている女の子の気持ちを確かめるために、友人と一緒に計画を立てて、死んでもいないのにお葬式をあげる話があったのね。男にしたら「自分が死んだらあの娘は泣いてくれるか?」が知りたくて、死んだフリをして(無理がありすぎるけどね)無事葬式をあげることに成功したの。それで彼女も葬式に来てくれて「ずっと好きだったのに…」という待ちに待ったセリフが聞けて大喜び。でも、葬式が終わるまではジャジャーン!と棺から出るに出られないじゃない?彼は退屈になってきて寝てしまうの。気づいたら焼き場に連れて行かれて本当に死んでしまうというおバカな話。前置きが長くなって悪いけど…
マルタ: オイオイ、友人はなんで止めないんだ(笑)。実はその友人がライバルを消そうとして仕組んだ計画的犯罪なんじゃないのか?相手がバカだと思って(笑)。今回は早すぎた埋葬がテーマの「帰ってきた男」です。あらすじはこんな感じ。

持病の強硬症の昏睡(死んだ状態と見分けにくいらしい)のせいで死亡したものと勘違いされ、埋葬されてしまったジョン・ウッドフォード。彼は埋葬された10日後に目を覚ます。必死の思いで、棺から脱出し、死んだと思った夫が生き返ったことに喜ぶ妻ヘレンの顔が見たくて、ヘレンのもとへ向かうのだが…。
ヘレンがジョンの友人と長年、愛を育んでいた事実を窓越しからの会話で知ってしまう。心優しいジョンは今自分が出て行けば妻の顔に泥を塗ることになると、そそくさと退散。次は息子のところへ、するとまた家の窓越しから会話が漏れ聞こえる、父の保険金のおかげで事業が始められそうだと。またしてもそこから逃げるように退散。
「この街では生きていけない」と思い、街を出ようと決意するジョンは当面のお金を借りようと生前(?)働いていた社長の家に電話をかけるが、信じてもらえない上に「あいつは能なしだった」と死んでせいせいしてる口ぶり。友人にもかけるが、これまた取り合ってもらえない上に「世界一の厄介者だった」とジョンに成りすまして金をせびるなんてバカだと捨て台詞を吐かれてしまう始末。
当てがなくなったジョンは途方に暮れる。さらに悪いことに粉雪が混じった風が吹いてきた。寒さを堪えきれなくなったジョンは「ある場所」へと向かうのだった。

クレタ: この話は涙なくして読めませんね。
マルタ: 死ぬのが怖くなったよ。もしかして僕が死んだ後、親しくしていた人たちは…なんて考えるとね。オチオチ死ねない。
クレタ: いっそのこと擬似葬式やって確かめてみる?
マルタ: それだけは勘弁!


[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 23:44:28 | Trackback(0) | Comments(4)
「ただいま」という声が泣いているように聞こえた/エドモンド・ハミルトン「向こうはどんなところだい?」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
「向こうはどんなところだい?」

4309621848エネルギー源ウラニウム確保のため送り出されている第2次火星探検隊。
火星探検は苛烈さを極める。
ロケットが離陸する際には何人かが内臓をに傷を負う。火星に降下するときは自分が搭乗しているロケットが大破しないようにただ祈るだけ。火星に着いても何ヶ月もの間、少ない食料、心もとない医療体制で日々を過ごさなければならない。そこには地球で暮らす人々が憧れる火星探検隊の姿など微塵もない。
そんな中(第2次探検隊は第3次探検隊と交代で地球に帰ることができる)「本当に第3次探検隊は来るのか?計画は中止になって俺たちはここに一生捨てておかれる」などと隊一体に不安が広がる。任務を遂行しようとする者と火星から脱出しようとする者との対立が激化していき、多くの死者が出る。
火星病にかかりながらも、無事地球に帰ってくることができたフランク・ハッドン軍曹。だが彼の心は晴れない。何故なら火星で死んだ仲間の身内に亡くなったことの報告をしなければならないからだ。


行く先々で人々は人類のために火星に行ったフランクにこう訊ねる。「向こうはどんなところだい?」と。最後に故郷に戻るが、待ちうけていたのは地元の英雄の大歓迎。町中がフランクのことを誇りに思っているのだ。実際に火星で起こった出来事と人々が思い描く火星探検の虚像との乖離に思い悩み、幾度となく本心をぶちまけたい欲望にかられるが、グッと耐えるフランク。それは戦争から帰還した(大切な仲間を失い、日々生き残ることだけを祈る)兵士の姿と重なる。



[加納ソルト]本・海外短編ミステリ | 21:20:42 | Trackback(0) | Comments(4)
耳に残るは、CMの歌声
耳に残るCM曲がある。
いろいろあるんだろうけど、今思いついた3曲を…

♪ヒヨコのヒヨコっこはヒヨコの子 みんなお母さんから生まれてきたの
言わずと知れた「布亀の救急箱」のCMソングです。

♪ハッピーハッピー エコキュートで ハッピーエブリデー
ヤカンに火をかけるときは必ず歌います。「関西電力」でしょうか?ホントにハッピーな気分になります。

♪気まぐれだけど 素っ気ないけれど 言うこと聞かない君だけど
名曲中の名曲。猫大好き「フリスキー」のCMソング。高校時代この歌ばかり口ずさんでいました。

15秒の間に商品名をうまく取り込み、いかにキャッチーなメロディを出せるか!職人の仕事です。


[加納ソルト]音楽 | 01:14:33 | Trackback(0) | Comments(0)
探偵と犯人の信頼関係/我孫子武丸「8の殺人」
40618510048の殺人
我孫子武丸
講談社 1992-03

by G-Tools

マルタ: 屋敷の見取り図は8の字が横になってる。8を横にすると∞(無限)になるから別名「無限館の殺人」だ。
クレタ: 綾辻っぽくなっちゃうね。無限といえば、私が昨日言った「鏡を対置させると無限に鏡が続いているみたいな?」発言を完全無視してたわね。
マルタ: というわけで我孫子武丸「8の殺人」です。
クレタ: おいっ!


あるところに「8の字屋敷」と呼ばれる奇妙なお屋敷がありました。名前の通り8の字にかたどられた外観なのです。ある日その屋敷に住む「誰か」が菊一郎さんをボウガンで射ち殺しました。見たところ雄作さんの部屋からボウガンは放たれたようです。その瞬間を見ていた雪絵さんと美津子さんは声が出ないほどビックリしてしまいました。あくる日、2人の目撃証言により、雄作さんは逮捕されてしまいます。
またあるところに3人の兄弟がおりました。一番上の恭三さんは警察官。真ん中の慎二さんは喫茶店のマスター。一番下のいちおさんは慎二さんのお店を手伝う大学生です。恭三さんは8の字屋敷殺人事件を担当しますが、どうしても雄作さんが犯人とは思えないのです。かといって誰が犯人なのか皆目わかりません。困った恭三さんは弟の慎二さんに相談するのですが…。



クレタ: びっくりギョウテン!あいつに完全ダマされテン!D.J COOL!
マルタ: 冒頭の犯人の独白にビッシリとヒントが書き込まれてますよ。「人をひとり殺すのにこんなに手間をかける必要があるのか?」「8の字屋敷が私にあるトリックを思いつかせた」ってね。


―――あまりといえば、あまりに奇妙な計画だった。
たかが人ひとり殺すのにこんな手間をかける必要があるのかと、何度も自問した。
「8の字屋敷」に住んでいる私だからこそ、このトリックを思いつかせた…いや、見つけたのだ。
私はこの美しい計画を実行するだけ、しかしこの作品を鑑賞し、批評してくれる観客―――名探偵がいないのはなんと悲しいことだろう…


クレタ: あらホントだ。ちょっと質問!独白シーンの「無実の人間を犯人に仕立て上げる…彼もきっとわかってくれるだろう」これは叙述トリック?
マルタ: そうかも…。密室殺人の類型を探偵が解説してくれたり、変な屋敷が登場したり、トリックが派手だったり、犯人に驚かされたりとなかなかメニューが豊富でお腹いっぱいになることは確かですね。ひとつわからないのは雪絵が何故口が利けない設定になっていたのか?とうこと。意味なくない?



[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 22:33:09 | Trackback(0) | Comments(2)
つなげて打ち上げろ!
メテオスがおもしろい。
テトリスを筆頭にぷよぷよドクマリなど名作落ちゲー数あれど群を抜いておもしろい。
軽く内容を説明すると、メテオスというブロックをつなげて打ち上げる!(ホント軽くだ)

メテオス今まではつなげたブロックは消えてたでしょ?これは打ち上げる!でもね、メテオスの数が多いと重量で再びゆっくり落ちてくる。
そこで、第2点火と呼ばれる技を駆使するわけ。
打ち上げても重みで落下するメテオスをすかさずつなげると、ドカーンと吹っ飛んでいくのです。

これが快感!

Nintendo DSのソフトなのでもちろんタッチペン操作でカンタンにどんどんつなげて打ち上げられるから楽しくてしょうがない。「後1回やったら、やめよう」の繰り返しで気づいたら…。やれやれ。


[加納ソルト]ゲーム | 23:56:26 | Trackback(0) | Comments(0)
世界は誰のもの?/エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
第1話 「フェッセンデンの宇宙」

4309621848マルタ: 「奇妙な世界の片隅で」で紹介されていたエドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」です。史上最高の科学者フェッセンデンを訪ねた親友ブラッドリー。教授会にも講義にも出て来ないことを心配しているブラッドリーは「最近どうしてるの?」と訊ねます。すると、フェッセンデンは「宇宙を創造した」と答えます。半信半疑ながらブラッドリーは実験室に連れられ、まさにフェッセンデンが作り上げた「極小宇宙」を目にするのでした…。
クレタ: すごい人ですね。自宅で宇宙を作っちゃうなんて。
マルタ: 宇宙誕生の条件さえ整えてあげればミニチュアの宇宙が出来上がり。しかもすごいことにこの宇宙では生命が誕生し、何故か早回しのように時が過ぎて行くから、生命の成長過程も観察可能なんです。いわば、ゾウの時間とネズミの時間みたいな話なんだ。
クレタ: 観察するだけなら問題はないんだけど、フェッセンデンは実験と称して手を加えるよね。
マルタ: フェッセンデンの宇宙で生まれた知的生命体が危機のときどのように対処するのか?その気まぐれのせいで何個も星が滅亡した。そして無限に小さいとしても、我々と同じ本物の存在だと考えるブラッドリーは、神のように振舞うフェッセンデンが許せなくなり、飛びかかりもみあいになる。つまづいたフェッセンデンは極小宇宙の中に飲み込まれ宇宙は壊滅。まさに神の死です。
クレタ: フェッセンデンはああいう人の心を逆撫でする物言いをするので、悪い奴に見えるけど、やっていることはまさに実験なので少しかわいそうな気もしますね。余談だけど、宇宙消滅のきっかけを作ったブラッドリーの方が罪が重かったりして…。
マルタ: まあね。でも自分が作り上げた世界だからといって必ずしも自分の思い通りにしてはいけないんじゃない?自分の子供が自分のモノじゃないように。人間に対する警告を含んでますね。
クレタ: 最後にブラッドリーが「われわれ自身の広大な宇宙も、はるかに大きなスケールで見れば、ちっぽけな極小宇宙にすぎないのではないだろうか?」と呟きますよね。1937年に描かれた作品なのに現代的だわ。
マルタ: 少し前に流行ったミステリの登場人物が自分たちを動かす作者の存在を意識するみたいなもんかな。これを考え出すとキリがないけどね。
クレタ: 鏡を対置させると無限に鏡が続いているみたいな?
マルタ: は?

[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 11:43:48 | Trackback(1) | Comments(2)
図書館に行けなかった理由
図書館に行ってきました。
何年ぶりだろう?行ってなかった原因は図書館で借りた本を失くしてしまったからです。
金曜日に部屋を掃除していたところ、ひょっこり本棚から出てきました。

あの時メチャメチャ探してたのに!

探すのを止めたとき見つかるという歌のような体験が出来てよかったかなと思ったりもします。

ところで、その何年間も隠れ続けていた本というのはポール・アルテ「第4の扉」。1ページも読まれないまま戻るべき場所に戻ったのでした。確か図書館に購入してくれ願い出したような気がするが…。まあいいか。

これから図書館ライフを再開しようかな。


[加納ソルト]雑記 | 00:51:49 | Trackback(0) | Comments(0)
彼氏彼女の事情/米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」
4488451012春期限定いちごタルト事件
米澤穂信
東京創元社 2004-12-18

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小鳩常悟郎クンと小佐内ゆきサンはある約束をしています。それは互いに互いを逃がすこと。つまり相手が困った状況に追い込まれた時はお互いを口実に使って逃げようという固い約束なのです。この約束に至る経緯はどうやら込み入った事情があるようです。
小鳩クンはかつて何でも首をつっこみ、調子にのってしまうクセがありました。いつもシャシャリ出てはご自慢の頭を働かせるが、解決披露をもったいぶっている間に手遅れになる失敗を繰り返す。名探偵気取りのイヤな奴だったのです。一方、小佐内サンの方も過去にドえらい秘密を抱えているようですが…これはまた別のお話。
この物語はそんな2人が様々な困難を乗り越え、手に手を取り合って清く慎ましい「小市民」を目指す悲劇?いや喜劇なのです。


クレタ: 関係ないけど、小鳩常悟郎が後鳥羽上皇に聞こえちゃって。
マルタ: コバトジョウゴロウとゴトバジョウコウ。似てるといえば似てるね。どうでもいいけど…内容は短編が計4つとそれぞれの短編に伏線がはられた「春期限定いちごタルト事件」が長編として読める構造になってますね。短編の内容は以下の通りです。


「羊のきぐるみ」
晴れて高校生になった小鳩クンと小佐内サン。入学間もない頃学校で女子学生のポシェットがなくなる事件がが起こります。小学校時代の小鳩クンを知る健吾から一緒に探してくれと依頼されます。「30分だけなら」と気軽に引き受けますが…。ポシェット捜索隊のメンバーは盗まれた張本人吉口と男子生徒高田と下村、そして健吾と小鳩クンの5人。手分けして学校をくまなく探しますがなかなか見つかりません。ラチがあかないので一度集まろうと健吾がケータイで連絡を取りますが、下村はすでに帰ってしまった後、高田は健吾と連絡を取り合いながらコントのようにお互いがお互いを探しあう形になって、学校中をウロウロしだす始末。結局警察に被害届を出そうということになり…。入学早々面倒なことが起きますね。


「For Your Eyes Only」
また健吾からの依頼です。高校に入って以来彼から頼まれごとをよくする小鳩クン。おとなしく小市民を目指すのはなかなか困難です。パステルカラーで描かれた穏やかな田園風景の2枚の絵。塗り方も平板なのですが筆の後がまったくないほど厚く塗られ何か特殊な意図を感じます。しかも山、野原、畑、家など輪郭線もきっちりと描かれており、微妙に絵に違いがあるのです。この不思議な絵は2年前に卒業した大浜が描き、時がきたら取りに来ると美術部の勝部にあずけられたものでした。大浜は日展を目指すほどの美術的才能があり、「これは世界で一番高尚な絵だ」と笑いながら言っていたとのこと。しかし、高校時代に受賞した際、受けたインタビューでは「僕は高尚ってのがよくわからない。高尚と低俗では低俗なものが多いから少ないものが高尚?」とも発言してもいます。果たしてこの絵にはどんな意味が込められているのでしょうか?ヒントは「三つの君に六つの謎」です。


「おいしいココアの作り方」
またまた健吾がらみ。小市民を目指すには苦労が絶えません。先日のお礼がしたい(2枚の謎の絵事件)というので小鳩クンと小佐内サンは健吾の家にお呼ばれします。そこで健吾はおいしいココアを二人に出し、おいしいココアの作り方をレクチャーするのです。
1. ココアパウダーを入れる。
2. 少量の熱々のミルクを入れる。
3. ペースト状になるまでグルグルかき回す。
4. その上から適量ホットミルクを注いで砂糖を入れる。
5. かき回してできあがり!
あまりにも謎を解いた小佐内サンに感謝するのでいたたまれなくなった小佐内サンはトイレを借りに1階へ。そこでまたしても謎が二人を襲います。戻ってくるのが遅いので気になった小鳩クンは自分もトイレを借りるフリをして小佐内サンを探します。すると台所から健吾の姉知里と小佐内サンの話し声が…。知里が「シンクが乾いているのはおかしい」と言い出すのです。ホットミルクを作るためには鍋が必要ですが、その鍋が洗われた形跡がない。電子レンジ温めるという手もありますが、先ほど聞いたココアの入れ方ではもうひとつ余分にコップが必要になってきます。わざわざ謎を提示するために健吾が複雑な手順を踏むとも考えられません。果たして健吾はどうやってココアを入れたのでしょうか?しかし、変なことに興味を持つお姉さんですね。


「はらふくるるわざ」
小佐内サンのクラスで中間テストの最中、ロッカーの棚から栄養ドリンクのビンが落ちて割れます。その音のせいで驚いた小佐内サンは思い出しかけていた答えが何処かへ飛んでいってしまいます。その悲しみ(怒り?)から今まで絶っていたケーキ屋「ハンプティダンプティ」のケーキバイキングに手を出してしまいます。話を聞いた小鳩クンは栄養ドリンクのビンが1メートルにも満たないロッカーの棚からリノリウムの床に落ちて割れたことに不審を抱きます。またしてもムラムラと持ち前の…小市民への道は遠そうです。


「狐狼の心」
「春期限定いちごタルト事件」の解決編です。各事件に張り巡らされた伏線が最後に明らかになり、小佐内サンの秘められた性格の一端がかいまみえますので読んでのお楽しみ!


クレタ: 「For Your Eyes Only」の結末は好きなフレーバーです。タイトルがそのままヒントの作品ですね。
マルタ: 森博嗣の短編に似たようなのがあるよ。確か世界で一番驚く犯人を描くミステリを書くという設定を課せられたミス研の合宿の話なんだけどね…。ミステリの醍醐味である殺人は全く行われない日常の謎を主体としたミステリです。解決してもされなくても特に誰が困るというわけではないという点でほんわかしてますね。
クレタ: 自分の探偵気質に悩む主人公という設定がいいよね。
マルタ: 「僕は本当はこんなことしたくないんだけど…そっとしておいてよね。」みたいな(笑)。謎自体はシンプルなので、読みどころは2人が小市民になるのを邪魔されていくところかな?小佐内サンの過去に何があったの!はこの本を読んだ人共通の興味だろうしね。次回作があるとすればそこに期待。
クレタ: あのね、ここだけの話、おいしいココアの入れ方は実践済みです。



[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 00:38:30 | Trackback(1) | Comments(5)
シロサギさんから手紙が届き、クロサギさんが読まずに食べた。/黒丸「クロサギ」
4091531415クロサギ 第1巻
著者/黒丸 原案/夏原武
小学館 2004-04-05

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クレタ: ドラマ化で話題になっている「クロサギ」です。このマンガによると、世の中には3種類の詐欺師がいるんだってね。人(カモ)を騙し、金銭を巻き上げるシロサギ。異性(カモ)を騙し、心と体を弄ぶアカサギ。そして人を騙さず、肥え太ったシロサギ、アカサギを喰らうクロサギ
マルタ: おいしいとこドリだね(笑)。
クレタ: 主人公の黒崎は父親がシロサギに遭い、家族は無理心中してしまった。唯一生き残った黒崎はその復讐のためにクロサギになったという設定。詐欺業界の情報を収集するフィクサーのオヤジにシロサギ情報を聞いて実行していく。でもこのフィクサーのオヤジが父親を嵌めた計画を立てた張本人だから、黒崎には当然オヤジに対して屈託があるわけ。でも頼らないと詐欺情報は手にはいらないから頼らざる得ない。こういう状況を二律背反っていうのかな?
マルタ: うーん、あってるような…。
クレタ: 黒崎は騙された人を助ける時「君を助けるんじゃなくて、俺が儲かるからやるんだ」的なことを言ってるけど、稼いだお金にはほとんど手をつけていないんじゃない?住んでるところショボイし。
マルタ: アパート全体の大家さんだから、アパートの上がりだけで暮らしているのかな?
クレタ: オヤジとの最終対決でドカンと一発見せ金として使う腹づもりなのよ。
マルタ: 案外オヤジは物語の中盤でポックリいきそうな予感もするけど。対決するなら直接父親を追い込んだシロサギでしょう。黒崎は追い込んだやつのこととなると冷静さを欠くから気をつけないと負けるかもよ。
クレタ: 耳慣れない用語が頻出するけど「いかに相手のウラをかくか?」といった痛快コン・ゲームとして読めば楽しめるね。
マルタ: それが悪い奴であればあるほど爽快感は増しますね。一般市民の僕としては美容品詐欺の回がムカツキ度合いが理解できてよかったです。この回ではヒロイン(?)の氷柱ちゃんが出てきますね。
クレタ: いきなり雰囲気の違うキャラでビックリしました。今後彼女は絶対トラブルに巻き込まれて行きますね。黒崎にとって邪魔な存在になりそう。あと気になるのは警察キャリアの神志名。彼はどうして詐欺師を憎んでいるのか?
マルタ: 過去に何かあったんだろうね。内側から食いつぶす奴もいれば、外側から食いつぶすもやつもいる

[加納クレタ&マルタ]マンガ | 15:16:47 | Trackback(0) | Comments(2)
「違い」に対しての理解の仕方/シオドア・スタージョン「ミドリザルとの情事」
輝く断片 著/シオドア・スタージョン
第2話 「ミドリザルとの情事」

4309621864マルタ: 元看護婦のアルマと政府機関に勤めるフリッツの夫婦はある夜公園で、チンピラ8人にリンチに遭っている「男」を発見する。誰に対しても理解を示すフリッツは正義感から瀕死の「男」を助け、家に連れて帰り手当てを施す。
クレタ: ここまでは納得できる展開よね。でも、そっから先が変なのよ!
マルタ: フリッツは次の日からワシントンへ仕事に行くにも関わらず、「男」を家に置き、アルマに面倒を見るように頼む。アルマは何故家に二人きりで置いておくのか理解できなかったが、言われたとおり、何日間も世話をするのだった…。
クレタ: フリッツは何故妻と「男」を2人きりにするのか?それがこの短編の読みどころかな?
マルタ: そうだね。だんだんアルマの気持ちも変化し、「男」を愛してしまう。フリッツの職業は社会復帰プログラムの専門家という設定だから、もしかして何か企んでいるのでは?と匂わせるよね。まあ全然違ったところに着地するわけだけど…。
クレタ: アルマが実は患者でこの奇妙な一連のフリッツの行動は社会復帰プログラムの一環なのでは?と睨んだんだけどね。見事ハズレちゃった。
マルタ: 地の分にウソがあるような気もするけど、この作品のテーマはもっと違うところにあるみたい。フリッツは「男」を男にしようとした。ミドリザルの挿話が重要な意味を持っているわけ。「ジャングルで猿を1匹捕まえて、全身を緑色に塗ると他の猿がよってたかって攻撃する。自分たちと違うから危険だ!という理由じゃなくて、1匹だけ違うから攻撃する」、フリッツいわく、集団になると何も考えないであなたは攻撃される。でも、私はあなたのことを理解してますよ。なんだって。
クレタ: 実はこの短編の最後の部分がよくわかんないんだ。結局どういうこと?
マルタ: さあ?

[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 22:03:55 | Trackback(0) | Comments(2)
イヤホンの思わぬ効果
電車で京都市内へ行きました。
車窓から景色を眺めてましたが、連日の雨のせいで桜はかなり散っているようです。
曇り時々雨。光の量が少ないとピンクは映えないですね。

iPod white
出かけるときは外の音をなるべくシャットダウンするためにiPodを携帯する。

イヤホンを耳につっこんでおくだけで音だけでなく、他人の視線もあまり気にならなくなるのが不思議だ。



[加納ソルト]雑記 | 01:22:06 | Trackback(0) | Comments(0)
人は変わることができる/シオドア・スタージョン「取り替え子」
輝く断片 著/シオドア・スタージョン
第1話 「取り替え子」

4309621864
クレタ: 今日は「探偵小説の世紀(上)」から離れまして、シオドア・スタージョンの短編小説集「輝く断片」を読んでいきましょう!決して挫折したわけではないからね。
マルタ: まあいいけど。まず1話目「取り替え子」ですね。アマンダ伯母さんの遺産を相続するために赤ちゃんが必要になったショーティーとマイクル。何故赤ちゃんが必要なのかというと、アマンダ伯母さんは「赤ん坊の面倒がみられる人間なら、お金の面倒もみれる」というポリシーがあり、相続条件は、30日間赤ん坊の面倒をみることで、ジョンクィル伯母さんにふさわしい人間かどうか証明しなければならないからなんです。とりあえずこの二人の間に赤ん坊はいない。「さあどうする?」と考えているところから物語はスタート。


ショーティ: 赤ちゃん作るか?
マイクル: 今から?ムリムリ。短期決戦なのよ。
ショーティ: 養子縁組は? 
マイクル: それでも何週間もかかっちゃうわ!誘拐する?
ショーティ: 誘拐しちゃダメっていう法律があるっての!誰かに借りるってのは?
マイクル: あたしが貸す側なら絶対イヤ!赤ちゃんっていうのはデリケートなの。
ショーティ: そんなことわかってるよ。僕も昔は赤ん坊だったんだぜ。
マイクル: バカ!マジメに考えてよ。


クレタ: このショーティー&マイクルのコンビはいい味だしてますね。そんなバカ談義を続けていると、小川からバチャンと音が聞こえる。落ちたのは欲しかった赤ん坊。なんたる幸運!しかしこの赤ん坊は「取り替え子」と呼ばれる妖怪だった…。ちなみにオッサンみたいなしゃべり方。
マルタ: 取り替え子というのは人間が自分の赤ん坊を大事にしすぎるか邪険にしすぎると、ゆりかごに赤ん坊の生き写しとして現れ、罰を与えます。親は自分の育て方が間違っていたと反省するまで返してもらえないそうです。よくわからん設定の妖怪だけど、取り替え子ブッチに手伝ってもらえること(そこに至る経緯もすったもんだする)になってジョンクィル伯母さんの家に向かう。果たしてショーティとマイクルの作戦は成功するのか?
クレタ: 結末は作戦うんぬんというより…何?



[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 22:44:14 | Trackback(0) | Comments(0)
運命を解き放つカカオ/映画「ショコラ」
B00005OO4Oショコラ
監督/ラッセ・ハルストレム 主演/ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ
2001-11-03

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クレタ: 簡単にまとめると、しきたりを忠実に守る村がいかに解放されたかの物語です。と同時に旅する親子の「北風」からの解放でもあるわね。寓話チックな映画です。
マルタ: この映画を観ながら、「ドッグヴィル」が頭に浮かんだ。何をやっても村長のせいで排除されるのが辛くなったので、村を出て行こうとするヴィアンヌは村にどうやって復讐をするのだろう?と。でもそういう展開にはなりませんのであしからず。古代マヤ人によると、カカオは人の閉ざされた心の鍵を開けることができるそうだよ。
クレタ: ヴィアンヌが作るチョコでバシバシ村人の心の鍵を開けてましたね。愛情が冷めきった夫婦、夫の暴力に屈している女、娘とうまくいかず頑固になった老婆、老婦人に恋をするが言い出せない老紳士などなど…。「あなたの好みのチョコはこれね?」と言い当てていくんだよね。チョコっと占い師入ってる。
マルタ; オイオイ…。でも村の子供たちが最初に壁ののぞき穴からみたヴィアンヌがチョコレートを作ってるシーンは魔女にしか見えない(笑)。怪しかった。

マルタ; ヴィアンヌは「北風」に支配されていた。風が吹くと旅立たねばと心が穏やかじゃなくなる。アルマンドの誕生日パーティの準備をしている時、不穏な風がサーッと。その後に悲惨な事が起こるよね。
クレタ: 代々旅する女は旅立つきっかけを与える何か持っているのかもね。娘アヌークは「カンガルー」だし。
マルタ: パントゥーフルという覚えにくい名のアヌークにしか見えない架空のカンガルー。カンガルーってアボリジニ(?)の言葉で「私は知らない」とかいう意味じゃなかったっけ?ヨーロッパ人が「あのピョンピョン跳ねてる動物は何なの?」って訊ねたら、「カンガルー」って答えたので、カンガルーはカンガルーになったという笑い話がある。
クレタ: そう考えると、最後にカンガルーを実体化させて出さない方がオシャレな仕上がりになったかも。
マルタ: この代々旅する女の旅立つきっかけを与えるものを「私は知らない」か?アヌークで代々続いた系譜は途切れたわけだね。
クレタ: 最後にじんわりシーンをいくつか。アルマンドの誕生日パーティに孫リュックが肖像画をプレゼントするシーン(6ジンワリ)。村を出て行こうと決意するが、ジョゼフィーヌを中心にヴィアンヌのためにチョコを作るシーン(8ジンワリ)。涙腺の弱い方は泣けると思います。



[加納クレタ&マルタ]映画・海外 | 00:20:16 | Trackback(0) | Comments(3)
恐怖の24号線

嵐の夜でしたね。
19時半、ビュービューと横風が吹き、雨がドバーッと落ちてきて前が見えませんでした。ワイパーは最大にしましたが、効果ゼロ。しばらくノロノロ運転です。
台風ではなさそうので、春のきまぐれな嵐といったところでしょう。

「春雨じゃ濡れていこう」と甘く考えてたら、ヒドイ目にあいます。



[加納ソルト]雑記 | 01:23:20 | Trackback(0) | Comments(0)
夢の印税生活
印税生活に憧れる。
私は創作活動をしているわけではないので、印税が銀行の預金通帳に振り込まれたことなどない。これからもないだろうなぁ、おそらく。

First Love宇多田ヒカルの1stアルバム「First Love」が800万枚を売り上げたとニュースを聞いたとき、1曲だけでも私が作った歌を入れて欲しかったなと思ったものです。その曲のデキは最悪でも棚ボタ式に印税が舞い込んでくる!と甘く考えたのです。
世界にひとつだけの花
最近では「世界にひとつだけの花」のカップリングをSMAPに提供したかった。


[加納ソルト]雑記 | 00:15:50 | Trackback(0) | Comments(0)
だーれが殺した郵便屋さん?
クレタ: 7回目。
マルタ; フランク・キング「8:45列車内の死」です。偽造事件の犯人を追ってプラットホームに張り込んでいた私立探偵ポールとドランズ・フィールド首席警部。情報によると、8:45に到着する列車に手配中の男が乗っているとのこと。結局男は乗っていなかったのだが、その列車に連結されている郵便車両で事件は起こっていた。不幸なことに乗っていた2人の郵便局員の一人セルウィンがクロロフォルムを嗅がされ意識不明。もうひとりのバクスターは列車の屋根の上にひっかかるような感じで死んでいた。その郵便車両には郵便袋に現金書留や有価証券などが入っていて、それを盗む目的のために殺されたのだと思われる。捜査が始まると、セルウィンにクロロフォルムを嗅がせるのに使ったハンカチがバクスターのものだとわかり、バクスターに疑いが向けられる。また屋根の上にひっかかって死んでいたのは列車から脱出しようとした際に橋にぶつかったからだと判断されてしまう。強盗して運悪く死んじゃったと。
クレタ: 走る列車の屋根に乗るときは絶対気をつけないといけませんよね。頭上注意オー怖っ。映画でもよく出くわす光景です。
マルタ: ややこしいけど、清水の舞台から飛び降り系オトシイレ系だね。
クレタ: ネクスト クレタ's ヒントは「壊れた時計」。時計が何故壊れたのかを考えればおのずと謎は解かれるかと…。
マルタ: 明日もやるの?
クレタ: やりません。

[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 22:52:06 | Trackback(0) | Comments(2)
もしも世界が…/映画「タイムマシン」

クレタ: 昔ね、ドライモンさんがタイムマシンについてこんなことを言っていたのを思い出した。「タイムマシンってないと思うねん。もしあったらもう未来から来てるはずやろ!」うろ覚えだから、もうちょい違う内容だったかも知れないけど…だいたいこんな感じ。「あー、なるほど」と感心したのを覚えているわ。
マルタ: ドライモンさんは時々心に残る名言を吐きますね。僕自身はUFO=タイムマシン説を採用しています。


B000BTCMJWタイムマシン
監督/サイモン・ウェルズ 主演/ガイ・ピアース
2005-11-18

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クレタ: 今回はSF不朽の名作、H・G・ウェルズ原作の映画化である「タイムマシン」ですね。
マルタ: 確か映画館で観たよね?
クレタ: なんとなく観たような…観てないような…、もしかしてさっきの話はこの映画観た後の話だったっけ?
マルタ: タイムマシンがあればすぐわかるけどね。残念ながら…ない。内容に戻ると、デート中に恋人エマが強盗に殺されてしまって涙にくれる科学者アレクサンダー。しかし、エマを過去に戻って助けようと考え、不眠不休で研究に打ち込む。心配した友人は「起きてしまったことは変えられない」と忠告するが、「僕が変えてみせる」と高らかに宣言し、研究にますます没頭する。そして、ついにタイムマシンは完成する!早速乗り込み、エマを助けに過去へ行くが…。
クレタ: ドラえもん世代の私としてはあのタイムマシンの描き方は斬新でしたね。タイムマシン自体は動かないで周りの景色だけが高速に変化していく。
マルタ: でも、アレクサンダーの部屋が昔は海だったら、即刻溺れているね。物語終わってしまうから戻りすぎには注意が必要だ。「使用する場合は以下の点にご注意下さい…」と、取扱説明書には書いてあるんだろうけど…
クレタ: 過去に行ってみたけど、今度は車に轢かれて死んでしまう。結局エマを助けることはできなかった。1度過去に行っただけで、「過去を変えることはできない」とわかるのはやっぱり頭がいい証拠ね。私なら何回か試してしまうわ。そこで、「何故過去は変えられないのか?」未来を訪ねて教えてもらおうとする。なかなかおもしろい展開!後はどれだけ魅力的で、誰も見たことのない未来像を提示できるかがこういった映画の勝負どころ。80万年後?とんでもなく未来に飛んで行ったけど、「猿の惑星」的原始回帰イメージでしたね。
マルタ: アレクサンダーは再び「過去を変えることができるのか?」と問うが、80万年後の世界の人は諦観した態度で「我々は過去を引きづらず、心に刻むのだ」と語る。また対立する種族の長ウーバーは「現在があるのは過去があるからだ。エマの死はおまえがタイムマシンを生み出すためには不可欠な出来事であるが故に、逆説的にタイムマシンで過去を変えることはできない」と。果たしてアレクサンダーはこの時代で何を思うのか?


[メモ]
科学者なのに体力があり、強い!



[加納クレタ&マルタ]映画・海外 | 22:58:12 | Trackback(0) | Comments(5)
ビックリかと想いましたよ!
ドッキリを仕掛けるのは勇気がいる。
もしバレてしまったら今までの苦労が水の泡だ。その点よゐこの濱口さんは気づかないことアホの如しだ。
今回の「めちゃいけSP」でもドッキリ芸人全開でダマされていた。

もしかしたらビル・ゲイツを知っているかも!? 「セーフ!!」
もしかしたら株の売買システムがこんな方法じゃないと知っているかも!? 「セーフ!!」
逃げている時に後ろから追いかけていた偽ブルース・ウィリスの存在に気づくかも!? 「セーフ!!」

かなり危うい橋を渡りながらも今回も見事に完走してくれた濱口さんに拍手を送りたい。


[加納ソルト]テレビ | 00:51:07 | Trackback(0) | Comments(0)
読心術の有効利用
クレタ: テンポよく6回目。エドガー・ウォーレス「読心術合戦」です。
マルタ: 怪盗紳士レン・ウィトロンとレイター警部の心理戦。相手をやり込めるために常に一歩先を予測しあう。果たしてどちらに軍配があがるのか!?
クレタ: レンが使った警察を手玉に取るトリックはお見事。目的の場所から警察をいなくさせるために別の場所で事件を起こし、その現場に警察を集める。そのスキにちゃっかりお宝を頂くという寸法でした。
マルタ: 僕が知るところでは「ダイハード3」でその手法がもっと大掛かりに使われていたね。まずは地下鉄の駅を爆破する。その後学校に爆弾を仕掛けたと予告する。警官たちは子供たちを避難させるためにかなりの数動員されるんだ。そして地下鉄駅付近が手薄になったところを乗り込んで目的を達成する。
クレタ: あった、あった。いいよね。
マルタ: そういう小ネタもさることながら、オチの部分に抵触するけど、見所はレイター警部の悪魔的計画だよね。この人を敵に回すと怖いよ。相手の行動を読むことで、偶然を装い○○をすることは可能か?プロパビリティの問題です。

[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 23:20:48 | Trackback(0) | Comments(0)
残された手がかり
クレタ: 5回目?
マルタ: ようやく4分の1読み終わったところか…。
クレタ: 今回はH・ド・ヴィア・スタクプール「真珠のロープ」です。
マルタ: えーと、内容はですね、ひとつづきになった高価な真珠を手に入れた宝石商のカーツ氏が自宅で絞殺される。声をあげさせないためか、カーツ氏の口の中にはハンカチが突っ込まれており、侵入口となった窓の外の地面にはヨーロッパ人が履くようなブーツの足跡があった。これら殺害現場に残された手がかりは全て親友のクラースを指し示している。彼は本当にカーツ氏を殺したのか?といった話です。
クレタ: オトシイレ系ですよね?
マルタ: そうだね。真犯人が故意に残した手がかりをいかに見破るのか!そこが勝負の分かれ目。いわば、犯人が仕掛けた叙述ミステリだ。
クレタ: しかし、最後の犯人と警察の対決は壮絶。犯人の脳天めがけて、鉛の入ったステッキを振り下ろすんだから。
マルタ: 時代なのか、アジア系人種の扱いがぞんざいなのが気になります。


[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 18:54:15 | Trackback(0) | Comments(2)
缶コーヒー~甘さからの脱却~
コーヒーを1日にかなりの量飲んでいる。
家に居るときはコーヒーメーカで作ったモノ、仕事場ではインスタント、外に出かけている場合は缶コーヒーといった具合に。

私は軽いカフェイン中毒だ。

コーヒーメーカやインスタントはブラックでしか飲まないが、缶コーヒーのブラックが口に合わず甘いモノばかり飲んでいた。しかし、毎日のように甘い缶コーヒーを飲むのは体によくないらしい。甘さひかえめ、微糖と表示されていても砂糖が相当入っているようだ。
おいしくて、ノンシュガーな缶コーヒーを探し求めていたところ、ある商品に出会うことができた。

ワンダ ストレートカフェである。

ワンダ ストレートカフェ


こんなおいしい缶コーヒーを生み出してくれたアサヒ飲料さんに感謝しています。


[加納ソルト]雑記 | 01:26:38 | Trackback(0) | Comments(0)
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