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加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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だけど、やっぱり、殺さない方が良いように思う/森博嗣「探偵伯爵と僕」

クレタ: 子供の時に、親を困らせる質問をしてしまって後悔したことがあるの。子供が病気で死んでしまうドラマを観た後に「お母さん、私が死んだら何か変わる?」「悲しくなるわよ。あたりまえじゃない、変なこといわないで」と言われた。
マルタ: まぁ当然そう言われるだろうね。
クレタ: でも、新太クンも言ってるように、悲しいことも時が経てば忘れていくじゃない。私もそう考えてた。だから「変わることなんか、1人減って、用意するご飯が3人分になるだけ」って笑いながら言ったら、目にいっぱい涙を浮かべられちゃった。それ以来そんな話はしないようにしてます。
マルタ: 感傷的な入り方だなぁ…。


4062705702探偵伯爵と僕
森博嗣
講談社 2004-04-28

by G-Tools

[あらすじ]
夏休み直前、新太は公園で出会った、夏というのに黒いスーツ姿の探偵伯爵と友達になった。奇矯な言動をとるアールと名のる探偵に新太は興味津々だ。そんな新太の親友ハリィが夏祭りの夜に、その数日後には、さらに新太の親友ガマが行方不明に。彼らは新太とともに秘密基地を作った仲間だった。二つの事件に共通するのは残されたトランプ。そしてついに新太に忍びよる犯人の影。 (amazonより)


マルタ: 子供が巻き込まれる殺人事件、テロ、戦争といった現実の事件を少し絡めながら、伯爵と出会った新太クンが思い考えたことが綴られたミステリ仕立ての主張(?)となってますね。
クレタ: 新太クンはわからない言葉にいちいち引っかかり、素直に疑問を投げかけ、それに丁寧に答える伯爵。いい関係性ですね。
マルタ: 虫は躊躇なく殺せるけど、何故ネコやイヌは殺せないのか?でも、牛や鳥や豚が食べられるのは何故なのだろう。最終的には人を殺してはいけないのは何故か?までに疑問は発展していく。
クレタ: ちゃんと答えることは難しいわ…。話は変わるけど、子供の時って自分が主人公というか、世界の中心にいると思ってた。でも、だんだん大きくなるにしたがってドラマチックな人生は自分には待ち受けてないと考えるようになっちゃう。絶対そうありたくはないんだけど、交通事故で死んでしまう、病気になって死んでしまう、誰かに殺されてしまうとかね…。私には起こらないだろうな…。何処か私の知らない遠い他人の出来事ってね。
マルタ: そうだね。でも、最後の伯爵からの手紙は「評決の時」を想起させます。「その少女は…白人だった」自分の身になって考えることがいかに大切なのか思い知らされます。想像力の問題。

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[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 16:15:42 | Trackback(0) | Comments(0)
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