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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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不条理な要求/三崎亜紀「二階扉をつけてください」

クレタ: 我らが師匠星新一の奇妙なテイストを彷彿させる短編だわ。
マルタ: 最初のオバチャンの忠告を始め、不条理な展開がうすら寒い怖さを生みますね。というわけで、三崎亜紀「二階扉をつけてください」です。


4087747867バスジャック
三崎亜記
集英社 2005-11-26

by G-Tools

[あらすじ]
私が仕事から帰ってくると、小太りの中年女性が玄関に立っていて「もうそろそろ二階扉をつけてくれない?お宅だけですよ。回覧板廻ってきたでしょ?」と言い寄られる。近所付き合いは妻にまかせきりだったので、私は内容までは確認せずに次へと廻していた。まあ読む気も失せるような文章なのだが…。
二階扉?何のことかさっぱりわからないが、近所を見回してみると確かにどこの家庭にも取り付けられている。焦った私は早速、工務店へ電話をかけ工事を頼むが、やってきた作業員は「二階扉なんか付けられるか!」と怒鳴りちらし帰ってしまった。
あっけにとられてしまい、電話帳をもう一度確認してみると、二階扉を専門的に取り付ける業者が存在することを知る。しかし不思議なことに5軒あった業者の場所が隣あっていて、しかも電話番号も1番違い。見積もりを頼もうと次々と電話をかけ家に来てもらうが、どう考えても毎回同じ人物が初めてのように電話で応対し、その人物が初めて会うかのようにやってくる。また見積りの経費欄も各社様々で全く一貫性がない。訳がわからないながらも、とにかく1社に決め工事をしてもらうのだが…。


クレタ: もう何が怖いって、同じ人物が毎回訪ねて来るところ。初めてのフリをしているのがゾクっと来ます。
マルタ: 名前だけをしりとり的に変えているだけなんだよね。さっき会ったばかりの人が初めて会ったような雰囲気を出すことほど怖いことはありません。
クレタ: 二階に扉をつけても階段はつけてはダメ。じゃあ何のための扉?と利用方法が見つかりませんから悩みます。オチで利用方法が語られますが…。
マルタ: 諍いを起こさないためにはあった方がいい扉です。ご近所さんと出会わなくて済みますからね。


[メモ]
回覧板はしっかり読もう!大事なことが書かれている場合もあります。

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[加納クレタ&マルタ]本・国内短編小説 | 22:42:26 | Trackback(0) | Comments(3)
コメント
「恐怖のどこでもドア」でしたね。
ところで現実に階段なしの二階扉がついている建物を時々見かけるのですが、
あれって何なんだろうなあ・・・。
2006-07-16 日 13:16:28 | URL | 木曽 [編集]
何故、見るからに同じ人が名前を変えてやってくるのか?
何故、高級車に乗ってやってくるのか?
わけがわかりません v-394
全てにおいて説明を求めるのは、間違った小説の読み方だと思うのですが、それでも気になる・・・
2006-07-16 日 17:10:06 | URL | うなぎ [編集]
>>木曽さんへ
最初考えていたのは、この地方には雪がドッサリ降るので2階に扉を付けなくてはダメなんだと思ってました。かなり現実的な理由ですよね。
この「恐怖のどこでもドア」はどうやって入るのでしょう?どこかにドアがあるのでしょうか?もしドアの鍵がかかってたら開かないような気がします。

>>うなぎさんへ
単純に考えて、こんなものが作れる技術は今の地球上に存在しません。故に宇宙人だと思います。もちろん違う人がやってきているけど、私には見分けがつかなかったのでしょう。
2006-07-16 日 17:42:59 | URL | 加納ソルト [編集]
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