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加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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結末は誰にも話さないでください/我孫子武丸「探偵映画」

クレタ: 1つの事件に対して登場人物が好き勝手推理していくパターンの作品だよ。
マルタ: 僕が思いつくのは西澤保彦「タックシリーズ」かな?観察者が変わるだけで、こうも解釈が変わるもんかいな?と思った。注目する部分が人によって違うんだね。
クレタ: 「毒入りチョコレート事件」「探偵映画」がね、クイック解決のために「愚者のエンドロール」のあとがきを見て、たまたま目に留まったの。
マルタ: 偉大な先例ですか。読む前に読んでおこうと…。
クレタ: そうなんです。というわけで、我孫子武丸「探偵映画」です。


406185707X探偵映画
我孫子武丸
講談社 1994-07

by G-Tools

[あらすじ]
映画界の奇才・大柳登志蔵が映画の撮影中に謎の失踪をとげた。すでにラッシュも完成し、予告編も流れている。しかし、結末がどうなるのか監督自身しか知らないのだ。残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の犯人を推理していく…。(表紙裏)


マルタ: 結末がわからないまま監督が失踪し、アタフタするスタッフ、出演者一同。みんなは結末を自分なりに考え、独自の推理を披露していく。
クレタ: パッとしない役者さんばかりだったので、自分が犯人になるように推理するのよ、なんとか目立とうとして。
マルタ: 犯人は探偵の次においしい役だから。映像作品の「犯人当て」の場合、有名な役者さんが犯人の場合が多い。そりゃそうだよね。だって犯行を告白したりとラストシーンは犯人役にかかっているわけだから。
クレタ: 私なんか新聞のラテ欄で犯人がわかるわ。だいたい3番目に名前がある人なのよ。
マルタ: というクレタさんの思い込みを利用した作品に「安楽椅子探偵 ON AIR」がある。
クレタ: あっ!苦い思い出を蒸し返すわね。そういう、あなたも間違えたじゃない!
マルタ: フッ、もう過去のことさ。オチはいいとして、推理過程でどうしても頓挫してしまう映画ならでの制約がおもしろかったな。自殺した鷺沼潤子が実は自殺したフリをしているというのは?でも、潤子役はスタッフの母親が演じているんだよね。演じなくてもいいから引き受けてもらった。なので却下。じゃあ風呂場の窓からの脱出はどうだろう?でも、美術さんが製作してすでに風呂場のシーンは撮り終えていて、到底、人が通り抜ける幅はない。なので、却下。とまあ、こんな具合に可能性が除去されていきます。
クレタ: 小説の結末なら無限の可能性が考えられる。けど、それが映像作品になるとそうはいかない。実際に演じる人がいるし、セットも組み上げてしまっているわけだもんね。
マルタ: 最後にこの作品には様々な映画の手法が紹介されます。詳しい人ならあっさり監督が用意した結末に辿り着けると思います。

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[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 18:04:28 | Trackback(0) | Comments(0)
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