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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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密室講義パクリ編/綾辻行人「びっくり館の殺人」

クレタ: あのさあ、私ね「館シリーズ」は順番に読んでいるのよ。いや、正確に言うと読んでいたというべきだわ。
マルタ: 何のこと?
クレタ: 「暗黒館の殺人」の前に、読んじゃった。先に絶対「暗黒館の殺人」から読むぞ!って決めてたのに…。上巻の200ページを超えたあたりの「ダリアの宴」が始まる直前で挫折を繰り返すこと2回。そこから先にどうしても進めないんだよねぇ。
マルタ: 普通に読んでたら、上巻読了してるね。
クレタ: そうなの。ストップした箇所から読み始めればいいんだけど、内容を忘れてしまうから、また最初からスタート。なので、まだ誰も死んでません。誰か死ぬのかなぁ?
マルタ: そりゃ死ぬよ。
クレタ: というわけで、お先に失礼しちゃった、綾辻行人「びっくり館の殺人」です。


4062705796びっくり館の殺人
綾辻行人
講談社 2006-03

by G-Tools

[あらすじ]
小学校6年生の永沢くんは「びっくり館」の住人、トシオくんとひょんなことから出会いました。トシオくんは体が悪く、ほとんど外出することがなく、学校にもほとんど行けません。「びっくり館」の噂に興味のあった永沢くんはいろいろ訊ねました。トシオくんの話によると、今はおじいさんと二人だけでこのお屋敷に住んでいて、お父さんはいなくて、お母さんは病院に入院。そしてお姉さんのリリカは殺されてしまったというのです。複雑な事情を抱えた家庭環境に驚きながらも、何処か学校の友達とは違う雰囲気を持つトシオくんとますます仲良くなりました。
ある日トシオくんの誕生日に招待されました。せっかくの誕生日だったのですが、トシオくんは途中で体調が悪くなってしまい休んだところで、腹話術を趣味とするおじいさんが余興と称して永沢くんたちに披露します。決してうまくない腹話術と不気味な人形の声で語られる「リリカの秘密」に永沢くんたちはビックリ!だったのです…。


クレタ: 例のごとく中村青司が建てた館が出てきます。その名も「びっくり館」。なんでびっくりかというと、いろんな説があるんだけど、まあ、とにかくびっくりなお屋敷なんです。
マルタ: 全然わからないな。
クレタ: で、そのお屋敷でクリスマスの夜に主人の古屋敷龍平さん(トシオくんのおじいさん)、が背中にナイフが突き刺さされ、死体となって発見されたの。
マルタ: ほう。現場の状況は?
クレタ: 完璧な密室よ。倒れていた部屋というのが「リリカの部屋」で、この部屋には人形が所狭しと並べてあって、ひときわ目立つ龍平さんの亡くなった孫娘のリリカの生き写しのような人形が置かれていたの。
マルタ: ふーん、なるほど。中村青司が建てたんだから、秘密の通路があるはずだ。
クレタ: もちろんあった。七色のびっくり箱をある手順を踏んで開けていくと、隣の部屋の鍵が開く仕組みなんだけど、箱は全て閉まっていた。つまり、犯人は隣の部屋には逃げ込んでいないわけよ。
マルタ: 鍵を開けてから、箱を元通りにして隣の部屋に行けばいいんじゃないの?
クレタ: よく覚えてないけど、その方法は使えないルールなの。
マルタ: あっそ。それで発見者は?
クレタ: 永沢くん、そして同じクラスの女の子1人と家庭教師の先生。
マルタ: トシオくんは?
クレタ: 無事。部屋で寝てたそうよ。
マルタ: なるほど。密室というものは4つに分類できる。第1は「被害者が死んだ後に犯行現場が閉じられた場合」
クレタ: おっと、早速「ミステリ学園」の応用ですか。一番メジャーな密室パターンとコメントしておくわ。
マルタ: 第2に「犯行現場が始終閉じられていた場合」。可能性としてはびっくり箱にナイフが仕掛けて開けた瞬間飛び出す。驚いたおじいさんが慌ててフタを閉じて密室状況が生まれた。
クレタ: つまり遠隔殺人ってわけね。でもそれだと背中には刺さらないわ。
マルタ: 第3は「閉じられていた犯行現場が、被害者が生きているうちに開かれた場合」。発見者の誰かが素早い動きでナイフを突き立てた。
クレタ: ちょっと無理ね。
マルタ: 最後は「犯行現場が始終開かれていた場合」。中村青司は他にも秘密の通路を作ってました的オチ。
クレタ: 苦情が来ますよ(笑)。
マルタ: でも、どれかに当てはまるはずだよ。
クレタ: うーん、この記事だけで解けないこともないんだけどね…。不可能な事柄を消去していけば、どんなにありそうもニャイことでも、残ったものが真実なのニャー。
マルタ: ホームズ?
クレタ: ネコのね。

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[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 22:36:40 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
読み進めている本を途中で止めて他の本に移るというのは、性格上絶対に
出来ないなぁ。とにかく最後まで読まないと気になるからね。

ちなみに、「館シリーズ」は「黒猫館の殺人」で止まちゃって、あとは全然
読んでない。
2006-08-15 火 23:44:20 | URL | うなぎ [編集]
性格上移り気なもので、読みかけの長編があります。
次から次へと手を出してしまうんですよねぇ。(なんとかならないもんかな?)
お気づきかと思いますが、短編集なのどはほったらかしのままがあちこちに…。

「館シリーズ」は私も「黒猫館」で止まってて、次の「暗黒館」がなかなか読めず、「びっくり館」を先に読んでしまったわけです。図書館で借りたので、〆切前の作家のような気持ちで読めました。
2006-08-16 水 12:36:03 | URL | 加納ソルト [編集]
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