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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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女だらけの妄想大会/鹿島田真希「白バラ四姉妹殺人事件」
「白バラ四姉妹殺人事件」。なんとも魅力的なタイトルではありませんか。
白いバラ、四姉妹、殺人事件…。

[あらすじ]
人里離れた場所にまるで絵本の世界から飛び出してきたようなお屋敷が建っていました。そのお屋敷は別名「白バラ邸」と呼ばれています。何故なら手入れが行き届いた広い庭には白いバラが一面に植えられていたからです。そこで何不自由なく暮らす四姉妹。四姉妹は全員、透きとおるような白い肌に揃いの白いドレス。この世界は彼女たちのためだけに存在するかのようでした。
ある日、いつものように庭仕事をしていた年老いた庭師が一面の白バラの中に赤く咲いたバラを見つけました。「変じゃのう?赤いバラなんて植えたはずはないじゃが…」不思議に思い、近づいてみると、そこには白いドレス姿の末娘が両手を広げ、仰向けに寝ていたのです。しかも、なんと胸の真ん中にナイフが突き刺さり赤く染まっていました。庭師が見た赤いバラは白いバラに飛び散った血痕だったのです。

以上、妄想的あらすじ。

4104695017白バラ四姉妹殺人事件
鹿島田真希
新潮社 2004-08-28

by G-Tools


以下、鹿島田真希「白バラ四姉妹殺人事件」

[あらすじ]
母親と4姉妹の家族が住む家があった。長女の婚約者を母親が鈍器で殴り重症を負わせる。しかし、婚約者は行方不明になってしまう。そんな中、肉体関係のあった末娘が傷心自殺をするという事件が起こる。この事件に並々ならぬ興味を抱く婦人、娘、息子の一家族がいた。家族が集まると自然とその話題になり、果ては事件に感化されたかのように意識しなかった家族間の歪みが明らかになっていく…。

殺人事件に対する考察をしながら、物語は進む。会話が唐突に飛躍したり、固有名が出てこないこともあり、一体誰が話をしているのか見失ってしまう。しかし、この小説を読み終えると、男と女さえ見分けられた後はどうでもいいような気がしてくる。
結末部分、ほぼ同時に殺人事件の真相に辿りつく、婦人と娘。だが、この推理は根本的なところで間違っていた。
そして息子は最後にこう語る。「母親は黒いドレス、娘は白いウェディングドレスを着るんだ。母親は母親らしく。花嫁は花嫁らしく。結婚式は素晴らしい」
まあ、こんなところ。
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[加納ソルト]本・国内長編小説 | 17:29:37 | Trackback(0) | Comments(0)
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