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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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特別な何か/恩田陸「夜のピクニック」
本屋大賞を受賞し、映画公開も間近の恩田陸「夜のピクニック」が文庫化されたので、早速買ってきて、早速読んで、早速読み終えた。通称「夜ピク」。本屋さんのPOPで「この本を「夜ピク」お願いします」とふざけたお願い文が踊ってそうな気配もするが、実におもしろい。もちろん内容がね。一人でこの本を読んでいたのだが(当たり前!)、一人で読んでいる気が何故かしなかった。

休まず一気に読むのがベスト!夜のピクニック
恩田陸
新潮社 2006-09

by G-Tools


[あらすじ]
高校生活を最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を通して80キロを歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために…。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。(表紙裏)

こういう青春モノに出てくる高校生の場合、いそうだけど、やっぱいないんじゃない的感じが強くする。でも、共感できるところがほんのちょっぴりあって、物語を読み進めていくうちにその一部分がどんどん増幅されていき、登場人物をごく近しく感じる瞬間がある。そして、自分も勝手に物語参加してる気分になって…不思議。

みんなで、歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。

本当に何でこんなに特別なんでしょう?
非日常的な時間と辛い単純作業。この意外な組み合わせを共有することに特別な何かがあるような気がするけど…。「何が?」って言われるとやはり困る。
関係ないけど、24時間テレビを一度最初から最後まで寝ずに付き合ったことがある。私はただ起きて観ていただけなのに、妙な達成感があり、最後の「サライ」の合唱にホロリときた。「だから?」って言われると…やっぱり困る。

たった一日のことなので、外見上はほんの少しの変化しかない。「しゃべれなかったクラスメイトと話すことができた」というくらい。でも、このゼロから1への飛躍は無限の可能性を含んでいる。それは一桁で終わるかもしれないし、何桁も続いていくかもしれない。
初めの第一歩は誰だってピョーンと飛び出すものですよね?
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[加納ソルト]本・国内長編ミステリ | 09:02:58 | Trackback(0) | Comments(3)
コメント
外見上はほんの少しでも、融と貴子にとっては大きな変化。
彼らにとって、この歩行祭が特別なものになったのは間違いないね。

ところで、「夜のピクニック」「アキハバラ@DEEP」、どちらも4、5ヶ月前に読んでるん
ですけど、映画公開前に原作を読んでいるっていうのは、誰に対してなのか
わからないけど、何故か優越感がありますv-410
2006-09-10 日 18:51:41 | URL | うなぎ [編集]
見る前に結末がわかっているから、ドッシリ構えて鑑賞できるからじゃない?「頭の体操」的クイズを友達に出すみたいな。答えを知ってるだけで変な優越感があるでしょ?

「夜のピクニック」の映画化は地味なものになりそうな予感。
モノローグが入りまくったら、それこそ興醒めだし、会話だけで物語を引っ張っていけるのか?役者の演技にかかってますね。
2006-09-10 日 19:41:33 | URL | 加納ソルト [編集]
こんにちは。
興味深い本ですね。早速店頭で手にとって見たいと思います。いつもためになる情報を提供していただいてるので、とても参考にしています。これからも更新、楽しみにしております。突然のコメント、失礼しました。
2006-09-15 金 09:54:36 | URL | ホームページ制作「ホームページ [編集]
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