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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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チョット!チョット、チョット!/乙一「カザリとヨーコ」

クレタ: さぁ、乙一「ZOO」を読んで行きましょう。
マルタ: 本の帯に「何なんだ、これは」と書かれていますね。
クレタ: どうやら、この作品群の特徴を見事に表わしている名キャッチコピーらしいですよ。
マルタ: 読んだら、思わず出ちゃうのかな?
クレタ: かもね。というわけで、乙一「カザリとヨーコ」です。


4087460371ZOO 1
乙一
集英社 2006-05

by G-Tools

クレタ: カザリはママに蝶よ花よと育てられ、光の存在。一方、ヨーコは虐げられ、ぞんざいな扱われ方をする、影の存在。周りの扱われ方も対極です。
マルタ: 母親のヨーコに対する憎しみの源泉がメチャメチャ不条理だけど…。食べ残ししか与えられないとか、ママのパソコンに触っただけで、首絞められたりと、人生どん底なんだけど、ヨーコの心の声は妙に軽いんだよね。
クレタ: 偶然、行方不明の犬を見つけたことで、初めて心が開ける存在となったスズキさんに「本当は夕食も食べていってほしいのだけれど…」と言われて、「それは何としても食べたいですなっ!」と心で叫ぶ。境遇の重さと発言の軽さのギャップに、思わず笑っちゃいました。
マルタ: 不条理な暗さが蔓延するこの短編の中で、ヨーコのキャラが救いとなってる。ところで、ミステリで双子が出てきたらかなり怪しい存在ですよね。当然入れ替わりトリックを疑ってしまう。
クレタ: そうね。古今東西いろいろあります。私が思いつくのは、古畑任三郎「ラストダンス」かな。去年の新春に放送してた、古畑の最終回。
マルタ: その作品も派手な妹と地味な姉だったね。入れ替わった後、犯人側はどう逃げ延びるか? これにかかってますから。
クレタ: 結末はビックリ! ああいう真正面からの逃げ方をするとは…。ヨーコは強い子です。

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[加納クレタ&マルタ]本・国内短編ミステリ | 18:00:00 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
そうそう、「双子」となれば大体の想像はついちゃうんですよねぇ。
しかしながら、この母親はヒド過ぎです。何故そんな扱いが出来るのか
という方がミステリです。
2007-01-10 水 02:11:16 | URL | うなぎ [編集]
名前からして…
差がありますね、カザリとヨーコは。カザリの奇抜さに対して、ヨーコのベタさと言ったらありません。
一応、本文中では「自分がヨーコに似ているから腹が立つ」的記述があったと思います。まぁ、どっちにしろヒドすぎます。
2007-01-10 水 19:27:09 | URL | 加納ソルト [編集]
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