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加納ソルト

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(加納ソルト 2007年5月1日更新)

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回りくどい死に方/アンディ・ライリー「自殺うさぎの本」
「風が吹いたら桶屋が儲かる」という小話があります。
風が吹くと、砂ぼこりがたつので、道を歩く人の目に砂が入って目が不自由になってしまう人が増えてしまいます。目の不自由な方は、三味線を趣味にされる方が多いので、三味線がいっぱい作られます。すると、三味線の材料であるネコがたくさん殺されるので、ネズミは食べられなくなり、増えていきます。そして、ネズミは桶をかじるので、桶がたくさん売れて、桶屋さんが儲かります。

かなり強引な展開ですが、全く関係のないことを結び合わせる回りくどさがおもしろさを醸し出しています。そして、今回読んだ本というか絵本は、その「風が吹いたら桶屋が儲かる」的回りくどさ全開で自殺を試みるうさぎを描いた作品、アンディ・ライリー「自殺うさぎの本」です。

4899980612自殺うさぎの本
アンディ・ライリー
青山出版社 2005-12

by G-Tools


当然ですが、まず1ページ目から、うさぎは自殺を試みます。(以下の画像はケータイで撮影しました。汚いですがご了承ください)

時計自殺時計の長針にロープの片方をくくりつけ、もう一方を自分の首にくくりつける。時刻は12:43。長針が12の位置に来れば、首が引っ張られ死ぬことは確実です。残りの人生は17分強くらいでしょう。

続いての2ページ目がなんとも切ない自殺の仕方。

虫メガネ自殺窓際のテーブルに虫メガネを立て、その前にじーっと座り、太陽の熱でジリジリ焼け死ぬのを待つという方法。「熱っ!」となって、私なら絶対動いてしまうので、この方法で自殺するのは、無理なんじゃ? ないかと疑ってしまいますが、うさぎの方はいたって無表情でその場を動きません。すでに煙がおでこからモワモワでています。残りの人生は10分くらいか? 壁にかかった1人きりで映っている写真が切なさをもたらします。

ここで、本当にうさぎは死ぬ気があるのか? と疑ってしまいます。時計自殺の場合は、もしかしたら止まっている時計かもしれない…。虫メガネ自殺は、まず自分の体を黒く塗るのが先決だろう…とか、あらぬ想像を巡らせてしまいます。

しかし、次のページでうさぎが本当に死ぬ気があったのだ、と私は思い知らされることになるのです。

ヘリコプター自殺
スッパーン!





全部で69個(数え間違いがなければ正確な数字)のバラエティに富んだ回りくどい自殺の方法が描かれているので、あなたもお気に入りの死に方が一つは見つかること請け合いです。

エピローグでは、「皆既日食の暗闇の中でナイフのジャグリングをする2匹のうさぎ」のその後が描かれていますので、お見逃しなく♪ ちなみに、ページをまたいだこのシャグリング自殺が一番好きです。二重の回りくどさなんで…。

【関連記事】
じさつイズム/アンディ・ライリー「またまた自殺うさぎの本」
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[加納ソルト]本・その他 | 18:00:00 | Trackback(1) | Comments(4)
コメント
このシリーズ、近所のふつうの書店で山積みになっていて、ビックリしました。けっこう受けたんでしょうか。
直接的なものよりは、やっぱり間接的な「自殺」の方が、気が利いていますね。
2007-01-12 金 18:40:07 | URL | kazuou [編集]
先見の明ですね。
山積みですか! 購入したのは、結構大きな書店でしたが、2冊だけありました。
そうですね、回りくどい方が私も好みです。「宇宙人股間蹴り自殺」もお気に入りです。股間を蹴られると怒る! 宇宙共通なんですね(笑)。
2007-01-12 金 19:58:46 | URL | 加納ソルト [編集]
えらく恐ろしいタイトルの本だなぁv-410
しかし、なぜこのウサギは死のうとしてるんだろう?
2007-01-14 日 02:04:57 | URL | うなぎ [編集]
それは…
謎です。とにかく死にたがるうさぎたちなんです。
2007-01-14 日 07:52:57 | URL | 加納ソルト [編集]
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うさぎの怪  アンディ・ライリー『自殺うさぎの本』
自殺うさぎの本アンディ ライリー Andy Riley 青山出版社 2005-12by G-Tools たまには目先を変えて、ヴィジュアル系の本を取り上げたいと思います。一番のおすすめは間違いなくこれです! アンディ・ライリー『自殺うさぎ 2007-01-12 Fri 22:06:23 | 奇妙な世界の片隅で

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