■プロフィール

加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

今まで「Re-クレタとマルタ」で取り上げた作品はコチラから♪
読了本リスト
鑑賞映画リスト
(加納ソルト 2007年5月1日更新)

■全記事表示

全タイトルを表示

■Blog Pet

■ブログ内検索

■最近の記事+コメント

■カテゴリー

■月別アーカイブ
■最近のトラックバック
■ブロとも申請フォーム
■RSSフィード
■リンク
■ページランキング

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
ぼくらの世界へ/エドモンド・ハミルトン「風の子供」
フェッセンデンの宇宙 著/エドモンド・ハミルトン
「風の子供」

4309621848[あらすじ]
トルキスタンの最奥地にある高原、別名「風の高原」には豊かな金脈があるそうです。現在、ブレント一行はその風の高原に近づきつつあります。しかし、案内役を務める現地人は風の高原に怖れを抱いているので、「これ以上は行けない」と突然言い出しました。理由を聞いてみると、「風が聖地に近づくを人間を殺してしまう。風は…いきものだから」と言うのです。無知な連中だと鼻で笑い、信用しないブレントは現地人の忠告を無視し、風の高原へと歩を進めました。でも現地人の言ったとおり、信じられないほどの風が吹き、その強風がブレント一行を巻き込み仲間は全滅したのです。
辛くも生き延びたブレントが意識を取り戻すと、風が巻き上げた砂煙の中からひとりの少女が駆け寄ってくるのが見えた…。
その少女は幼い頃、高原の風のせいで両親を失くし、彼女だけが生き残った。少女をここまで大きくしてくれたのは「おかあさん風」と呼ばれる風で、おかあさん風が生活に必要なものを運んできてくれるのです。ありえない話に驚くブレントでしたが、風に触れられると心地よく安心に包まれます。この高原にはまさしく風が生きているのでした。大人の風も、子供の風、気性の荒い風もいれば、弱弱しい風もいるのです。しかし、本能では風がいきものだと感じるブレントでしたが、文明社会で育った理性でその感情を払拭し、少女と一緒に風の高原を脱出しようと試みるのでした…


クレタ: なんかね「もののけ姫」みたいな感じがしました。サンを育てたヤマイヌと山を守るシシガミ対人間とでもいいましょうか?少女を人間界に戻そうとするのがアシタカじゃないのが違うところ。
マルタ: 異生物に育てられる少女がテーマですよね。古今東西いろいろあります。こういったテーマの場合、人間界に溶け込んでいく過程を見せるわけだけど、一貫してブレントの戸惑い視点というのがおもしろい。この短編を読むと「ショコラ」の北風に取り憑かれる女と結婚した男の気持ちがよくわかりますね。
クレタ: 人間にとって風は不吉なものなのかな?

スポンサーサイト


[加納クレタ&マルタ]本・海外短編ミステリ | 23:47:09 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
その少女は風の高原から出たかったの?安住の地なら放っておけばいいのに。
やはり、人間は人間の所で暮らすべきって考えるのが普通なのかなぁ?
2006-04-22 土 01:20:55 | URL | うなぎ [編集]
人間とは社会的存在であり「ひとりぼっちでいる者」は人間ではないものと見なされる。「ひとりぼっちでいる者」はギリシャ語で「イディオット」つまり「白痴」です。
少女はなすがままで、あまり何も考えていないようですね。この小説では少女は「無垢(=白痴)」な存在なんです。
2006-04-23 日 23:14:04 | URL | 加納ソルト [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
ブログパーツ