■プロフィール

加納ソルト

Author:加納ソルト&加納トマト&加納キムチ

今まで「Re-クレタとマルタ」で取り上げた作品はコチラから♪
読了本リスト
鑑賞映画リスト
(加納ソルト 2007年5月1日更新)

■全記事表示

全タイトルを表示

■Blog Pet

■ブログ内検索

■最近の記事+コメント

■カテゴリー

■月別アーカイブ
■最近のトラックバック
■ブロとも申請フォーム
■RSSフィード
■リンク
■ページランキング

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
悩める男/東川篤哉「密室の鍵貸します」
4334740200密室の鍵貸します
東川篤哉
光文社 2006-02-09

by G-Tools

[あらすじ]
烏賊川市大映画学科に通い就職活動が目前に迫った戸村流平クン。映画監督になるのが夢でしたが、現実を見つめ直し普通に就職をすることに決めました。どうせなら映像関係の仕事をしたいと考え、IKA映画社(しょうもないドキュメンタリーなどを制作している)で働く茂呂サンに相談します。彼は映画学科の先輩で卒業制作の際に戸村クンはかいがいしくお手伝いしていたので気に入られていたのか、快く相談に乗ってくれ、その会社の内定まで取り付けてくれました。就職先が決まり喜んでいましたが、彼女の紺野由紀に話すと「そんな普通に就職するようなちっぽけな男はキライ」とふられてしまいました。それから戸村クンは酒を飲んでは荒れて彼女に未練タラタラに過ごします。
ある日、落ち込んでいると噂を聞きつけた茂呂サンが「よかったら遊びに来て一緒に映画を観ないか?」誘ってくれました。彼のアパートはボロいのですが、部屋の中は完全防音を施したホームシアターがあって映画を観るには最上級の環境なのです。お礼もかねて前から観たかった「殺戮の館」という映画を携えていくのですが…その日は戸村クンにとって最悪の夜になってしまうのでした。


クレタ: 戸村クン、人生最悪の日でしたね。私があんな状況に追い込まれたらどうするだろう?戸村クンみたいな偽装工作は絶対しないけど。
マルタ: 茂呂サンのアパートから歩いて1分のところに彼女が住んでいて、その夜何者かにナイフで刺されてアパートから突き落とされて死ぬ。そして部屋ではシャワーを浴びにいった茂呂サンが浴室でナイフに刺されて死んでいる。しかも密室。状況は全て戸村クンが犯人だと示している巻き込まれ型ミステリですね。
クレタ: 知り合いがドンドン死んでいく。しかも濃い知り合いの元カノ→先輩と続けざま。軽いタッチで書かれているので戸村クンがノーテンキにアタフタしてるけど、ホラーっぽく描いてもおもしろそう。
マルタ: 「密室の鍵貸します」というくらいだから、当然ビリー・ワイルダー「アパートの鍵貸します」のもじりなわけだけど…、出世のことばかり考えているジャック・レモンが上司たちの情事のために自分のアパートを解放するが、ある日上司が自分の好きな娘を連れてくるという話。男にとって永遠のテーマ「出世か恋か」の名作。
クレタ: ♪あー僕は今世界一の悩める人さ~、ヒゲとボインか…。あっ、古くてごめん!
マルタ: いやいや、こっちの映画の方が古いから気にしないで。そう、僕が「戸村クン」でヒゲが「茂呂サン」そしてボインが「紺野由紀」なんだけど…この小説では…かなりこみいってます。

スポンサーサイト


[加納クレタ&マルタ]本・国内長編ミステリ | 11:19:23 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
面白そうな内容だねぇ。どうやって自分が犯人ではないと証明するのか?
それでまた持っていった映画が「殺戮の館」っていうのが、己が犯人だというのを
助長しているようで可笑しいね。
2006-05-07 日 00:18:16 | URL | うなぎ [編集]
「殺戮の館」がこのミステリを読み解く鍵となっています。
巻末の解説によると、光文社でやっている新人発掘的な賞を受賞しました。同時に受賞したのが石持浅海さん。
2006-05-07 日 10:26:39 | URL | 加納ソルト [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
ブログパーツ